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ONE PIECE NOVEL -SHISHI BREAK STORY-
第12話 独壇場
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3人を1人で相手にするにはやはり無理があったのではないかと思っていたが……

「!!……いくらシシ君でもあの3人を相手にするのは無理じゃと思とったが……心配は無用じゃのう。」

「そうダッチャブルね。いくらシシボーイでも思っティブルけど、やるじゃナーイ!!」

「ハァ…!!ハァ…!!さっすが!シシはすっげーなぁ!!おれももっと強くならねーと……!!」

後方から聞こえてくる海兵の叫びに後ろを振り返る3人…と、その時……

「隙あり!!」

スパン!!

「うわぁああ!!」

そんな言葉と共にモヒカン頭の海兵がルフィの足に刀の鋭い一撃を見舞い、その攻撃で前に倒れ込みそうになるのを必死に堪えるルフィだが……

「『指銃』!!」

ドスッ!!

「ぐぶぅ!!」

それに合わせるかのように今度は獣のような姿をした海兵がルフィの腹へと指を突き立てるとその衝撃で後ろへと吹っ飛ばされた。

「大丈夫か!?ルフィ君!!」

「しっかりおし!!」

「ハァ…ハァ…!!だ、大丈夫だ!!これくらい何ともねぇ!!」

突然の出来事に驚く2人は飛ばされたルフィの元へと駆け寄り、体を抱き起こして前を見るとそこには2人の男……1人は刀を逆手に持ったまま、こちらを睨みつけており、もう1人は腰を低くして両手を広げ、今にも飛びかかりそうな体勢で立ちはだかっていた。

「あれはモモンガ中将!!それにダルメシアン中将も……!!」

「やった!!『海軍本部』の中将達だ!!」

周りの海兵達はその姿を見ると、喜びと安堵の表情を浮かべる…大将に次ぐ地位を持つ彼らの実力は敵味方関係なく知れ渡っている。特にモモンガ中将は刀で海王類をも仕留めるほどの実力者であり、もう1人のダルメシアン中将に関してもそれと同等の力を持っていた。

「悪いが、ここを通す訳にはいかん!!」

「ヌハハハハ!!大人しく観念するんだな!!」

そう言うと2人は再びルフィに攻撃を仕掛けようと『剃』を使って、近づき攻撃しようとするが……

「そうはさせん!!『魚人空手』…『鮫肌掌底』!!」

「近づくんじゃなッキャブル!!『DEATH・WINK』!!」

「むっ!!」

「ぬっ!?『鉄塊』!!」

モモンガの攻撃を弾くジンベエと同時にイワンコフがダルメシアンに向かって、まばたきを放つが、咄嗟に防御して、一旦距離を取る2人。

「『海軍本部』の中将か……こりゃあ、手強いのう!」

「だけど、こんな所で時間は取ってられナッシブル!!麦わらボーイ!!ここはヴァタシ達が何とかするから、ヴァナタは先にお行き!!」

「分かった!!すまねぇ!!ジンベエ、イワちゃん!!…『ギア2』!!」

ルフィは再び血流を加速させて、中将の隙を
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