第7話
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・・・・」
これぐらい圧縮できれば、それなりに優秀らしいがどうせなら、もっと上を目指したい。
「あらあら、なにをしているんですか?」
「朱乃先輩、アーシアさんはいいんですか?」
アーシアさんを見ていたはずの朱乃先輩が僕のところにやってきた。
「ええ、あとは本人の努力次第ですわ」
どうやら、アーシアさんには基本的なことはすべて教えたようだ。
「ナギくんは・・・・・・・・魔力の圧縮ですか?」
「ええ。目標は野球のボールくらいの大きさです。でも、なかなか上手くいかなくて・・・・・・・・・」
朱乃先輩に今やっていることを話した。
「ナギくんは、圧縮するときにどういうイメージでやっていますか?」
「そうですね・・・・・・・・。小さくする感じでしょうか?」
朱乃先輩が聞いてきたので答える。
「うふふ、そうですか。では、それに周りから力を加えればいいと思いませんか?」
朱乃先輩がアドバイスをくれた。確かに、僕は小さくするようなイメージでやっていたので、それに周りから力を加えるようなイメージを足せば、小さくなるだろう。
早速試してみると、バレーボールほどの魔力の塊は見事に小さくなった。大きさも野球のボールより少し小さいくらいだろう。
「できました!」
僕は笑顔で朱乃先輩の方を向いた。
「あらあら、よかったですわ」
朱乃先輩の顔が少し赤くなっているが、そこには触れないでおく。色々あるんだろう。
そうして、僕らは魔力の修行をした。なかなか、身になったと思う。神討つ剣狼の銀閃の威力の向上もできた。しかし、使っていて思うが、我ながら出鱈目だと感じた。
そうそう、兄さんが修行で皮をむいた野菜はみんなでおいしくいただきました。
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