暁 〜小説投稿サイト〜
DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第4章:モンバーバラの姉妹は狼と行く
第13話:何か不利ッスね!?
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(キングレオ城)
ミネアSIDE

「黙れー! オレ様を侮辱する事は許さんぞ!」
「うっ………」
オーリンさんに腹部を殴られ、そのまま崩れ落ちるウルフさん……
酷い……私達味方同士なのに!

「ふはははは……味方を攻撃し、更に戦力を減らすとは。相変わらず愚かな男だ」
「黙れ! お前なんぞオレ様一人で十分だ!」
怒りで我を忘れているオーリンさんは、凄い勢いでバルザックに殴りかかって行く!

火を吐かれ反撃を受けても怯むことなく、オーリンさんはバルザックを攻撃し続ける。
その間に私と姉さんは気絶したウルフさんの側に近付き、回復を試みるが……やはり魔法を封じられているらしく、ホイミを唱える事が出来ない。
ただ姉さんと二人、ウルフさんを抱き締めオーリンさんが勝つ事を祈るしかできない。



暫くオーリンさんとバルザックの激闘は続いた……
双方とも傷だらけになり、泥沼化の様相を呈してきた頃……
突如、部屋の奥の闇から複数の腕を持つ巨大な獅子の化け物が姿を現す!

「情けない姿だなバルザック! それではこの国を託した意味がないではないか!」
「キ、キングレオ様!」
キングレオ!?
ではあの化け物がこの国の本当の王!?

「も、申し訳ございません! 魔法を封じられてしまい……」
「言い訳をするな! ……まぁ良い。デスピサロ様に報告し、進化の秘宝を改良して頂こう。その為にはキサマにはまだ死なれる訳にはいかぬ! 余がお前達の相手をしてやる……覚悟するが良い!」

言い終わると同時に、4本もある太い腕を振り下ろし、傷付き疲れ切っているオーリンさんを吹き飛ばし気絶させる。
そして私達に向き直ると、少しずつ近付いてくる……

どうしよう……魔法の使えない私達に、オーリンさんを一撃で吹き飛ばす化け物に勝てるはずがないわ。
しかし何もせずに殺される訳にはいかない……
私は銅の剣を握り締め、戦おうと決意する……が、

「待って! 私達はキングレオ様に歯向かうつもりはございません! 憎きバルザックを倒す為、この城へ忍び込んだだけです。どうか私は兎も角、他の者はお許し下さい!」
私の腕を力強く押さえ付け、姉さんが恭しく頭を下げる。
何故こんなヤツに頭を下げるの!?

「ほぅ……お前は物分かりが良さそうだな。………良いだろう、お前に免じて今は殺さないでおいてやる。だが何れは進化の秘宝の実験台になってもらうがな!」
そこまで言い終えるとキングレオは兵士達を呼び寄せ、私達を牢屋へと連れて行かせた。

ただキングレオは、城の警備体制に激怒していたらしく、兵士達を怒鳴りつけお説教を行ったのだ。
その為か、私達を連行する兵士達が、手荒く扱ってきた為、私も姉さんも……気絶しているウルフさんもオーリンさんも、牢屋の壁に
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