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勇者はISから世界を救いに行く
ナルシ神と恐怖の女神
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世界は一つではない、別次元という形でいくつもの存在がある。

世界はお互いが隠れるように誰も自分たちの世界以外の世界があることを知らない。

たった一人を除いては、その一人とは

「そう!この私、神、GODだけさー!」

俺の目の前にまさに自分の世界しか知らないような男が声を大きくして言った。

俺の名前は正直言って知らない、いや、分からないどうやら一人で世界に逝ってしまったこの目の前の男が関係あるかもしれない。

「そして今!まさに世界に危機が迫ってる!救えるのはお前しかいない!」

「何その!いきなりの展開!?」

お前は誰だ!から始まってのいきなりのカミングアウト何?

シュッ!!ズガッ!!

するといきなり後ろから名状しがたい槍のようなものが男が壁に縫い付けられた。

「いきなりヒドイな愛妻よ」

「まだしゃべりますか」

と、もう一本槍が出現し喉元に突き刺す。っていうか!生きてる!?

「大丈夫ですよ。あれ外せば元どうりなので」

「え!?そうなの!?」

「とりあえず一から説明しましょう」

後ろから槍のようなものを投げた女子を見た。

「どうします?」

その女子は綺麗な髪を下に垂らしていた。その女子は一言で美しく俺の目には見えた。

シュッ!!ズガッ!!

俺の頬をさっきの槍のようなものが掠って後ろの変人の腹に突き刺さった。

「もう一度聞きます。事情を聞いて死ぬか、そのまま死ぬか」

「最終的に死んでる!」

「すいません、無視されたのでちょっと怒ってしまいました。てへ」

てへって可愛くコツンってしてるけど殺気がパネェ

「すいません、次はしっかり聞くので殺さないでください」

「では、説明しますね。そこに掛かっている神様が最近色々な世界で歪みがあるって言い出したんです。」

「歪みって」

口を挟むと槍が掠っていった。後ろの変人を見る勇気はもう無かった。

「歪みとは例えば勇者と魔王が戦っていると勇者が勝つけど歪みのある世界だと魔王が勝っちゃうの」

つまりは世界的にKYになってしまう訳か

「そこで神様は考えたわけです。こちらの歪みを入れて対抗しようと、それがあなたです。」

と、指をビシィ!!と俺を指差した。

「って事は、俺って勇者?」

「いいえ体のいいパシリです。」

彼女は指を鳴らすと後ろでグシャッ!と振り向いてはならない音がして

「我が愛妻よ、愛情表現は過激の方が良いと言ったが場所を考えて欲しい」

壁一面に赤いものが付いているのをバックに股間を押さえてさっきの変態が生きていた。

「何を見ている?ああそうか、お主たちには死というものがあるのだったな」

「何言っ
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