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SDガンダムGジェネレーション・オーバーワールド 明日無き未来へ
第1-2 戦闘開始
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ムはそれをものともしない装甲であったのか機体に傷付くことは無かった。そして、ガンダムは起動して立ち上がった。しかし、機体には武装らしき武装はしてなかった。そして、ザクの後方から更に3機ザクが近づいてるのが分かった。

「不味いですね。流石に、あのアムロさんと言えど囲まれたら今のガンダムでは勝つことは困難ですね。」
「じゃあ、今回も?」
「はい。MS発進準備!鷺ノ宮隊を順次発進させて下さい。」

そして、楓の命令によってMSの発進準備が進められていき。

「鷺ノ宮弦。ビクトリー発進します!」
「渋谷凛。リーオー行きます!」
「本田未央。陸ジム出るよ!」

3機のMSが発進していった。そして、テンプルはジェネレーションブレイクの恐ろしい部分を語った。

「そして、ジェネレーションシステムの一番恐いところはその時起きたことが正規の歴史として世界が記憶してしまうことです。例えば、本来の歴史ではガンダムがこの状況を打破しますが、ジェネレーションブレイクによって別世界の勢力が介入してしまいガンダムが破壊されてしまうとガンダムとそのパイロットであるアムロ・レイはいなくなってしまいます。そして、そのまま歴史が進んでしまい歴史が変わってしまいます。」
「歴史が、変わる?」
「はい。歴史が変われば結果も変わってしまい未来も変わります。その結果、世界そのものが壊れてしまう可能性もあり得るのです。」

和也は、想像した。もし、自分の世界でジェネレーションブレイクによって歪んでしまった世界のことを。それは、とても最悪なものであった。和也とテンプルに沈黙が続いていくが、

「しかし、それを防ぐ事もできます。」

その沈黙を破ったのは楓であった。

「ジェネレーションブレイクによって招かれた勢力を排除して次元干渉数値が減少すればジェネレーションブレイクは起きなくなります。そうすれば歴史は本来の時間軸を進んでいくことができます。」
「こちら、弦。もう少しで戦闘領域に入ります。」

すると、MS隊の連絡が入った。

「分かりました。ガンダムと協力して敵部隊を迎撃してください。そして、ジェネレーションブレイクの警戒もお忘れないで下さい。」

こうして、戦闘が開始された。
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