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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
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拗れる人間関係
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〜レイside〜
色々騒動があった翌日の朝、僕は一夏と向かい合っていた。
「一夏、昨日は殴ってゴメンね。殴るのはやり過ぎたよ」
僕がそう言って謝ると一夏は「いやいやいや、俺の方が鈴を泣かせちまったし怜が怒るのもしょうがねえよ。こちらこそすまん!」と言って謝られた。
そして謝り合った後に互いに笑いあった。
まあ鈴ちゃんに謝ることは決定事項なので念を入れたけど。
その後僕はその後に弁当を作ってから一夏と一緒に教室に向かった。
そしてその日の放課後、僕は食堂で鈴ちゃんと二人で会っていた。
「それで鈴ちゃん、今日は何でこそこそするだけで何も行動を起こさなかったの?」
「そりゃあ私だってストレートにいかなかったのは悪かったわよ。でも察しないバカ一夏が悪いんじゃない。だから私は一夏が謝ってくるまで行動しないことにしたのよ」
それを聞いて僕は溜め息をついて意見を言わせてもらう。
「それでも良いけど何でこそこそしてるの?しかも昼休みに思いっきり一夏を避けてどっかに行ってしまったでしょ?例え一夏が謝る気でもそんなことしてたら謝れないと思うけど」
「うっ!仕方ないじゃない、顔合わせたら何となく気まずいんだもん!」
そう言って鈴ちゃんはそっぽを向いてしまった。
何て言ったら良いんだろう?
鈴ちゃんって結構子供っぽい?
「何よ、ニヤニヤして。どうせ子供っぽいとか思ってるんでしょ!怜の方が見た目的にどう見たって体型が子供じゃない!」
「良いよ好きなだけ言ってよ。子供体型ってどちらかと言うと便利だから気にしないし」
僕がそう言ったら鈴ちゃんはボソッと「…怜に口で勝つのは無理なのかしら…」とか言っていた。
バッチリ聞こえてるんだけどね〜。
言ったら言ったで拗ねるから止めときますか。
「まあ一夏の話は置いといて、どうなの?二組の方は?」
「何がよ?」
「クラス代表戦での盛り上がり具合だよ」
僕がそう言うと「あー!」と頭を掻き始めた。
どうしたんだろ?
「二組の女子達の殆どは一夏を応援するらしいわ。はぁ〜、何よこのアウェー感は…」
僕はそれを聞いて苦笑いで返した。
「それはぼやきたくもなるよね〜」
「そういうわけだから怜、今から私を鈴お姉ちゃんって言って慰めなさい」
「え?」
いや、ちょっと待とう。
それはおかしくないかな?
よし、さっきまでの話を整理しよう。
『一夏の話→二組の話→鈴ちゃんから鈴お姉ちゃんと呼んでとお願いされる』
いや、絶対おかしいよ!
話の辻褄どころか理解も出来ないんだけど !?
「鈴ちゃん
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