暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜冥界を司る女神と平和の創り手〜
第3話 銃の世界へ
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


まぁ、やってなくともGGOでの情報は気になるのでこうしてちょくちょく調べてたりしている。

どうやら、遺跡ダンジョンの奥で強力なクリーチャーが出たらしい。

今日あたり久々にダイブするか。

他にも色んな情報を調べ、パソコンの電源を落とす。

カウンターに使用許可書を返却し入口へ向かう。

入口には既に詩乃が待っていた。

「悪い、待たせたな」

「ううん、今来たとこ」

図書館を後にし、そのまま二人でスーパーに向かい今日の晩飯の材料を買う。

自室で服を着替え詩乃の部屋に行き、二人で晩飯を作る。

「ねぇ、もし、私がまた銃を握ったらどう思う?」

晩飯を食べていると詩乃がそんなことを聞いてきた。

「急にどうした?」

「もしもの話よ。私がまた銃を握ったらって話」

俺は少し考えてから質問に答えた。

「なんか理由があるんだろうから銃を握ってんだろうって思うかな。

まぁ、何があっても俺はお前の友達だ」

そう言ってまた箸を進める。

「そう、ありがと」

詩乃もそう言うとまた箸を進めた。




後片付けを終え、詩乃と適当に食後の会話をしてから部屋に帰った。

時間は21時か。

よし。

アミュスフィアを装着してベットに横になる。

ちなみにアミュスフィアとは少し前にナーヴギアと言う世界初のNERDLES技術を

用いた家庭用ゲーム機の後継になるゲーム機だ。

ナーヴギアを作ったのは茅場昌彦で、彼はソレを使いSAO事件を起こした。

SAO事件は1万人のプレイヤーをSAOと言うゲーム内に閉じ込めその世界でHPが0になると実際に

現実でも死ぬというものだ。

ナーヴギアから発する電磁波を使い脳を蒸し焼きにして殺す。

ナーヴギアを頭から外すだけでも死ぬ。

恐ろしい事件だ。

アミュスフィアはナーヴギアのセキュリティの強化版で脳を蒸し焼きにする程の電磁波を起こせない。

説明はこのへんにして、そろそろダイブするか。

「リンクスタート」

唱えると白い放射光が視界を塗りつぶし、俺の意識を肉体から切り離す。

目を開けると懐かしい光景が目に飛び込んでくる。

「久しぶりだな」

男にしては若干高めの声が響く。

腰に懐かしの重さを感じ周りを見渡す。

「それじゃあ、狩りに行くか」

足を遺跡に向け進める。

この世界で俺は椎名秋人でなはい。

《漆黒の流星》シュート。

それが俺の二つ名と名だ。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ