暁 〜小説投稿サイト〜
IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
二組のクラス代表
[1/3]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
〜レイside〜
あれから数日経ち、僕と箒、セシリアさんで放課後に一夏を訓練した。
因みにこの時から箒から呼び捨てで構わないと言われたから箒と呼んでいる。
ただ一夏の訓練していた筈なんだけど、箒は「ぐっ、とやって、どんっ、として、どかーん、みたいな感じだ」と説明が独特過ぎて一夏 ( どころか僕も ) 理解出来ず、セシリアさんは理論的で細か過ぎて一夏 ( 僕は理解出来たけど ) は理解出来なかった。
その為に僕が毎回、一夏にある程度噛み砕いて分かりやすいように説明した。
それを毎回見ている二人はヤキモチを焼いて、実技を教える度に一夏をボコボコにしていた。
でもそんなことしていたら変な風に勘違いされて嫌われると思うんだけどなぁ。
そしてそのIS訓練が終わった後は一夏に勉強を教えている。
もう僕は「参考書の中身を教え終わったしもう大丈夫じゃない?」と言ったことがあるのだが一夏から「俺、勉強が苦手だからさ、出来れば継続して教えてくれないか?頼む!」と土下座までされた為、今も教えている。
でも土下座までする程僕の教え方が上手いのだろうか?
ヤマヤ先生とかの方が分かりやすいと思うんだけど。
それと最近お昼は弁当にし出した。
食堂で買っても良いんだけど出費を考えたら弁当が良いかなと思って弁当にした。
一応奨学金も出ているのだが僕は代表候補生ではないし、男性操縦者で名を知られている訳ではないのでその額は微々たる物でしかない。
だから僕は弁当にしている。
まあ料理は得意なので問題はない。
ただ朝の早起きが苦手な僕は一夏に起こしてもらっている。
目覚まし時計じゃ壊してしまうからね。
まあ一夏に起こしてもらっているからお礼にお弁当のあまりだけどそれを朝食に出したらメチャクチャ喜ばれた。
一夏は「千冬姉は料理とか壊滅的だったからこういう料理が出来る女の子がいるっていうのを忘れてた…」と涙ながらそう言っていた。
一夏には悪いんだけど僕は男なんだけどなぁ…。
さて、朝に僕は一夏と一緒に教室に入った。
そしたらクラスメイトの相川さんから話しかけられた。
「織斑くん、長岡さん、おはよー。ねえ、転校生の噂聞いた?」
「転校生?あの中国の代表候補生だってやつ?」
「うん、そうだよ」
来る時に廊下でそれらしい話は聞いていたので僕は相川さんに聞き返すとそうだと返事をもらった。
一夏は知らなかったみたいで「へぇ、そうなのか」と後ろで呟いていた。
「あら、わたくしの存在を危ぶんでの「ないない、絶対に違う」転入……って怜さん!最後まで言わせなさいな!」
セシリアさんがまた調子に乗りそうだったので口を挟んでおいた。
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ