第2話
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は、また今度で。今日は使いできたんだ」
「なるほど、キミも関係者か」
「そういうこと。次は君のお兄さんのところだ」
周りの女子がうるさい中、兄さんを迎えにいき、そのまま旧校舎に移動した。
「ここに部長がいるんだよ」
「ふ〜ん。ここにグレモリー先輩がいるんだ」
兄さんは部長と先輩が結びつかなかったのか、首をかしげている。
木場はとある教室の前で止まった。「オカルト研究部」と書かれている。
「部長、連れてきました」
「ええ、入ってちょうだい」
部屋に入って目に付くのはよくわからない文字に中央の魔法陣。兄さんは壁の文字に目が言っているようだ。ふと、ソファに座っている子が目に入ったので挨拶をしておく。当の先輩はシャーワータイムのようだ。なぜオカルト研究部にシャワーがと思うが、ツッコまないことにする。
「はじめまして、兵藤渚です。壁の文字を見ているのが兄の一誠です」
「・・・・・・どうも、・・・・・・・・塔城小猫です。」
ふむ。無口な子みたいだが、名前は覚えてもらえただろう。
「渚!」
呼ばれた方を見ると、兄さんがグレモリー先輩たちと一緒にいた。いつの間にかシャワーから出ていたようだ。
僕がグレモリー先輩のところに行くと、先輩が話を切り出した。
「これで、全員そろったわね。イッセー、渚くん」
「は、はい」
「よろしく」
「私たち、オカルト研究部はあなたたちを歓迎するわ」
・・・・・・・・グレモリー先輩は俺が剣道部に所属しているのを知らないのだろうか? まあ、現在は幽霊部員だし、ここで話の腰を折るわけにもいかないから、黙っているけど。
「悪魔としてね」
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