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なのは一途のはずがどうしてこうなった?
第八章 歩くバカと怒る彼女
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とやら……」

10年近い付き合いでも恥ずかしいものは恥ずかしい。
はやてはソファーを猫が歩く様に四足歩行で寄り添ってきた。
そしてそのまま、猫が主の膝上に丸まるように顔を乗せてきた。

「どうした?」

甘えたいのだろうか?
この位のスキンシップは何回かあった記憶がある。

「四の五の言わずに私の処女奪えや!」



あっという間にズボンが開かれた。
抵抗する、が。

「力が入らない?」
「シャマル特製の毒を盛った」

飲み物に即効性の弛緩薬か、しびれ薬が盛られていたのだ。

「先に解毒剤を飲んでいる私に落ち度はないで?」



ソファーに座ったまま、跨る形で散る。
痛みは薄く、思った以上に性感が強かった。
やめろと抵抗する男にさらに興奮する。
だからこそ、犯し抜く。
唇を貪り、男の象徴を貪り、中で貪り尽くした。



夜。
高町なのはとデートして、ホテルに外泊した。
ミウラ・ケイタの特筆すべき点は保有する魔力量と歴戦の戦闘経験からなる戦術、戦略眼である。
また、さらに追加すべき項目が増えた。
それは、精力の回復量と貯蓄量が一般的な成人男性よりも数倍あるのだ。
それを自覚する日であったとミウラ・ケイタは自分自身で自笑して自覚した。
腕の中にいる高町なのはを愛しているのにも関わらず、この数日間で数人の女性と関係を持ってしまったことに罪悪感と後悔があった。
しかし、それも仕方の無かった事と割りきって前に進むポジティブ思考の持ち主でもあったのだ。



高町なのはは許せる女であった。
恋人と同じくらい好きな親友達がいる。
本当は親友達が自分の恋人に好意を持っていることに気づいていた。
それでも、恋仲になった以上、独占するのは己だと自負しており、どれだけ浮気されても最終的に自分の元に戻ってくるのであれば一度位なら許そうと思っていたのだ。
しかし、三人も。
それも親友達に襲われると言う形で身体を許した恋人に激昂するのは仕方の無いことである。
だから、全力全開で戦いあった。
管理局の訓練場崩壊という結果を残した戦闘は後にエースオブエースを怒らせてはいけないという教訓になった。
それを相手に敗北をしなかった人物もまた、要注意人物とされた。

伝説の三提督直筆指令。

・高町なのは及びミウラ・ケイタはやりすぎたのでちょっと頭冷やす為に二人仲良く3日程休暇ね。



猛る女。
嵌める女。
配点:(怒り)



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