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もう一人のアルフィミィちゃん
容赦が無い
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うけど…………」

『我々、ザフトは巻き込まれた皆さんの命を優先します。救助の為の部隊や増援も直ぐに到着致します。ご不便をおかけしますが、もうしばらくお待ちください』

「という事で、このままだと内側からも外側からも御陀仏になるですの」

「そんで、君は俺達がヘリオポリスから退去しなければ、俺達を倒してザフトにアークエンジェルとストライクを引き渡すつもりか?」

「なっ!?」

「それも一つの手ですの。少なくとも一部の者が勝手にした事という事になりますの」

「そんな事が通用するか」

「そう、普通は通用しないですの」

「だが、地球連邦軍の最新鋭艦であるアークエンジェルとストライクを手土産にすれば少なくとも、まともな交渉が出来るって所か?」

「イグザクトリーですの。その場合、皆さんの安全は保証するとモルゲンレーテを通じてザフトより連絡を受けてますの。なので、投降か出て行くか、好きな方を選ぶですの」

原作のザフト連中は広報部や諜報部などの情報戦が全然なって無いですの。そっちもちゃんとやって鍛えてるのですの。

「ザフトにアークエンジェルとストライクを渡すわけにはいきません。ですが、このままここに止まる訳も行かないでしょう。アークエンジェルの発進準備が整い次第、発進させます。せめて、増援が来ない内に突破しましょう。アルフィミィ、手伝ってくれるわね?」

「アルフィミィ…………」

「お兄様達と降りたいのですが、まあ途中まではお付き合いしてあげますの。エピオンの実戦データも取れるので、無駄では有りませんの」

さてさて、どこで効果的に裏切って差し上げるか、悩むですの…………フフフ。アルフィミィちゃんは悪女ですの。







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