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転生とらぶる
機動戦士ガンダムSEED
0200話
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きた印象からするとガンダム、いわゆるGの性能には多少及ばないといった所か。まだ戦闘した事はないが、ザフトのゲイツと同じくらいの戦力だと思って貰えばいいかもしれないな」
「ゲイツ?」

 聞いた事のない機種名だったのか、ムウが首を傾げている。マリューにキラ、カガリも同じだったが、さすがにオーブの獅子というべきかウズミとその側近のキサカはそれなりに情報を集めていたらしく、表情を変えていない。

「ウズミ代表とキサカは知ってるらしいが、ザフトの最新鋭量産型MSだよ。ヘリオポリスで奪取していったGを解析してその技術を取り入れたらしい」
「それも大まかな歴史の流れを知ってるからこその情報か?」

 ムウの言葉に頷く。
 実はゲイツはフリーダムの開発ベースになった機体でもあるのだが、それは今は関係ないので言わなくてもいいだろう。

「なるほど、G兵器に僅かに及ばない無人兵器か。数はどのくらい揃えられるのだ?」
「500機程度はすぐに用意出来る」
「G兵器とほぼ同スペックの機体が500機……だと?」

 さすがにそれは予想外の数だったのか、ウズミを始めSEED世界の者達全員が絶句する。マリューにしても500機という数は予想外だったらしく他の皆と共に絶句していた。その気持ちは良く分かる。俺も昨日聞かされて驚いたし。

「さて、そのくらいの戦力をこちらは提供出来る訳だが……同盟に関しての返事は?」
「……さすがにそれは私の一存では決められない。また、出来れば返事をする前にそのメギロートという機体の性能をこの目で確かめてみたいのだが構わないかね?」
「ああ、こちらとしては全く問題無い。M1アストレイとでも模擬戦をさせてみるか?」

 幾らメギロートが高い性能を持っていると俺が言っても、実際に自分の目で確認しないと納得出来ない者も多いだろう。まさに百聞は一見にしかずだな。

「そう……だな。本来ならこの後の用事を放っておいてでも模擬戦を見学したい所なのだが、さすがにこればかりはそうもいかん。この後の用事も疎かに出来るものではないのでな。だが、私個人としては君達との同盟については前向きに検討させて貰うと約束しよう。地球壊滅の危機とあっては国是がどうこう言っていられる場合ではないしな」

 ウズミの台詞にチラリと操作システムの時刻表示へと目をやると、14時30分を回っていた。どうやら随分と話に熱中してしまったらしい。
 最大の懸案だったウズミの理解も得られたようだし、今回の交渉は成功と言ってもいいだろう。……まぁ、正式な返答はメギロートとM1アストレイの模擬戦の結果を見てからになるのだろうが。

「それで模擬戦の日程は?」
「そうだな……明日、というのはさすがに無理か。まだ何とも言えないが出来るだけ早いうちに模擬戦を行えるよう
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