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コラボ〜双大剣士・?I'm Bloody Black Rabbit?・氷の剣士〜
双大剣士との邂逅
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 ダンジョンでアイテムを拾ったのだが相当高い鑑定スキルが必要だったため、どのようなアイテムかわからなかった。なのでゲツガはエギルの店で鑑定してもらうことにした。

「どうだ、エギル。どんなアイテムかわかるか?」

「ちょっと待ってろ。もう少しで鑑定が終わるから……よし、完了。えーと、なになに、トラベルチケット?旅行券か。使用用途がわからねえな。ゲツガ、これどこで拾ったんだ?」

「えーと、なんか壁からいきなりモンスターが出てきたからそいつ倒したら入ってた。何かレアアイテムなのか?」

「いいや、レアかどうかはわからん。いるか?それとも売るか?売るとしても俺はそこまで高額で引きとらねえが」

 ゲツガは一度考える。使用用途はわからなくとも何かのイベントアイテムということもあるかもしれないためもっといても損はないと思う。

「いいや、一応持っとく。なんやかんやで役に立つことがあるかもしれないからな」

 そう言ってゲツガはエギルからアイテムを返してもらう。

「じゃあな、エギル。イベントかなんかあったらメールで報告するわ」

「おう、じゃあな」

 そしてゲツガはエギルの店から出て行った。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 いつもどうり最前線の狩場に来てレベル上げに勤しんでいると不意にポケットの中に突っ込んでいたチケットがなにやら光を放っていることに気付いた。

「なんだ。何かイベント発生か?」

 何か起きるのかわくわくしていると、突然チケットがポケットから出てくると突然飛んでいく。ゲツガはそれを追って走っていく。スピードはゲツガにあわせているのかかなり遅めだ。しかし逆にそのスピードはありがたい。追いつけなかったら元もこうもないのでとにかくその後を追う。

 しばらくして行き止まりのほうまで飛んでいくがチケットは止まることを知らない。そして壁にぶつかりそうになると思いきや、すぅと壁の中に吸い込まれた。

 何かのイベントならばゲツガもあの壁にぶつかることはないだろうと考えて足を止めない。そしてゲツガは何のためらいもなく壁に吸い込まれて行った。

 目の前は真っ暗だがチケットが少し前のほうを照らすように飛んでいる。ゲツガはその後を追いかけていく。何があるかわからないが今はついていくしかない。ただ、真っ暗な道を賢明に走る。だが暗闇の奥に小さな光が見える。そこに近づいているのかどんどん大きくなっていく。そしてその光にゲツガは突っ込んだ。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 あまりの眩しさに目をつぶってしまったためにどこにいるかわからない。ゆっくりと目を開けて光が弱いことを確かめると目を開けた。そこは先ほどと変わっているが見慣れたアルケードの街並みであった。

「なんで俺
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