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成すべきこと
第1話

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リーゼ・マクシア。人と精霊が共存する世界。その世界に後に世界を担う存在がいた…
それはまだ、誰も知らない…
「あっ!ごめん!」 急がなきゃ! イル・ファン、タリム医学校で研修生がいた、少年の名はジュード、立派な医者を志している少年だ、「ハウ教授!すみません!遅くなりました…単位申請書のサインをお願いします。」
「すこしばかり遅いな、まぁいい、卒業論文はどうかね?」

「え、えっと、サンドラには書き終えるつもりです」 「うむ。それじゃあ私は出かける、五の鐘には戻る、あ、あと私の患者が一人いるが、君ならなんとかなるから見ておいてくれ」
ハウス教授は身支度をして、この場を後にした。


「いてて、すんませんね、ジュード先生、」 ジュードは無言でうなずきながら治癒を始めた、
「はい、これで大丈夫、」 「おぉもう痛くねぇ、ありがとうジュード先生!」

患者が帰った後、ジュードは治癒室で検査表を書いていた、すると大きい声とともに扉が開いた

「ジュード先生!ハウス教授がハオ賞を取りましたよ!」

「えっ!?すごい!あれ?でもハウス教授五の鐘には戻るって言ってたけど…」
すると扉の向こうから声がした、ハウス教授!あれ?戻ってないんですか?
「僕ちょっと探してきます、すぐ戻りますから」 そう言って、ジュードはタリム医学校を後にした。


続く

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