暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】剣製の魔法少女戦記
第三章 聖杯大戦編
第八十三話    『外伝13 お花見(後編)』
[1/7]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話




その後、すずかとアリサは色々な所へと挨拶回りをしながら進んでいくと前方になのはとユーノを発見する。

「さて、次はっと…」
「あ、アリサちゃん…! なのはちゃんとユーノ君が向こうに…」
「あ、ほんとだ」

なのはとユーノが楽しそうにスクライア一族の事について話し合っていていい雰囲気である光景を二人は見て、

「ユーノやフィアット、アルフも真実を知るまで変わったフェレットと犬だと思っていたけど、まさかあの子達まで魔法関連だったとは…」
「びっくりしたよね〜」
「まぁ、喋ったり人間に変身できるくらいならなのは達の魔法やサーヴァント達に比べたらそんなには驚かないんだけど」
「あ、あれれ? なんだか違うような…?」
「うん…?」
「アルフさんは犬…というより狼の方が本当の姿だけどユーノ君とフィアットちゃんは人間のほうが本当の姿じゃなかったっけ?」
「あれ? そうだっけ?」
「ちょっと混乱しちゃうけど…」
「まぁ、どっちでもあんまり変わらないわ。人間の時は人間として。動物の時は動物として接するのがあたし流!」

そんな話をしていた時だった。
ふとフィアットがそこに現れて一つのメモ帳を取り出して、

「はい。すずかにアリサ」
「フィアットちゃん?」
「なに、これ…?」
「見てくれればわかるかと…」

それで二人はそれを見て、瞬間顔を赤くする。
それはもう忘れがちだがいつかの温泉の時にシホがメモをしていたものだった。

「そそそ、そういえばあの時…!?」
「ユーノ君、女風呂に入ってきていたね!?」

それで二人は無言になり、ふとアリサはフィアットに聞く。

「ねぇフィアット…?」
「はい、アリサ」
「記憶消去の魔法って、あったっけ?」
「残念ながらありません…」
「そう、残念ね…うふふ♪」
「そうですねぇ…あはは♪」

アリサとフィアットはお互いに邪悪な笑みを浮かべていてすずかは少し引いていた。
今後、いつかユーノにお仕置きがされるのは…余談である。

とうのユーノは寒気を感じ体を震わせていた。

「どうしたの、ユーノ君…?」
「い、いやなんでもないよ、なのは。急に寒気がしただけだから」
「そうなんだー」

それで二人は先の方に行くとクロノと美由希が焼きそばを作りながら話していた。

「あれれ? お姉ちゃん、クロノ君。なんで焼きそばなんて作っているの?」
「こんにちはー」
「…見つかったか」

クロノはそれでバツの悪そうな顔になる。
それで聞いてみると、誰かが鉄板セットを持ち込んでいたから折角だからとエイミィを中心にして作っているらしい。
でもそのエイミィが席を外していると言う。

「そういえばユーノ。今日はフェレットもどきの姿じゃないん
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ