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失われし記憶、追憶の日々【精霊使いの剣舞編】
夕凪流古武術一覧
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【概要】

 夕凪一族が代々受け継いできた戦闘術。その起源は千年に遡り、夕凪家初代当主の夕凪弦間が編み出した技法がそもそも始まり。それから時代を重ねる毎に新たな技が生まれ、現在に至る。


 そもそも夕凪流はあらゆる状況に対して「闘う」ことを意味し、人を生かし、己が生きることを思想としている。これは弦間の主君を守るため、妻と子を生かすため、そして己が生き残るためだとされている。


 内容は大きく分けて体術、剣術、刀術、槍術、棒術、布術がある。


 夕凪流古武術には殺倒術と活殺術がある。殺倒術は殺人を前提にした技の総称であり、現代では禁術とされている。活殺術は殺人技法を用いて人を活かすための術である。


 現在、夕凪流古武術を受け継いだ人間はわずか十人であり、世界各国に散らばりそれぞれの生活を築いている模様。中には行方不明者もおり、それらを含めると夕凪流古武術継承者は十五人になる。継承は本人の自由である。





   †                    †                    †





【体術】


気殺の法(きさつのほう)
 気配を周囲と同化させ馴染ませることで自然に溶け込む技。脳が背景と対象とを同一視するため誤認する。
 写真や監視カメラなどの記録媒体には弱い。


弦月飛脚(げんげつひきゃく)
 魔術と体術を織り成した移動術。魔力による陣を形成し、それを足場に気で強化した脚力で跳ぶ技。元ネタ、エア○イク。


真地鉄槌打ち(しんち・てっついうち)
 弦月飛脚で下向きに加速し、高密度の気を込めた拳を叩き込む技。放射状に気が拡散し、周囲の者を吹き飛ばす効果を持つ。


縮地(しゅくち)
 体勢を崩して倒れ込む勢いを利用し、気で強化した脚力で地面を蹴って一息で間合いを詰める技。実態はともかく名前は言わずと知れた有名な歩術。


瞬動(しゅんどう)
 正式名称を瞬間移動術。気を足裏から爆発的に螺旋状に放出することで瞬時に間合いを詰める技。ただし直線に限る。


多連瞬動(たれんしゅんどう)
 瞬動を細かに行うことで高速機動を可能にする技。一歩踏み出すたびに瞬動で方向転換を行っているため膝に掛かる負担が半端ない。幕○内○歩のデンプシーロールなんて目じゃない。


跳躍瞬動(ちょうやくしゅんどう)
 魔術と体術の併用。直線に限り光速を越えた速度で移動することで、空間を飛び越える歩術。そのため進行方向に結界や壁があってもすり抜けることが可能。
 反動で下肢に物凄い負担が掛かるため、連続で使用および多用することは出来ない。


螺旋抜き手(らせんぬきて)
 ひねりを加えた抜き手。鉄程
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