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古の鉄の巨人を駆る他世界への介入者
国連軍最強部隊
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な、ナンブの実力はお前も知っている筈だ碇。それにあの男の所在は不明だ。現れては直ぐに姿を消す。追跡しても奴の居場所を特定出来た試しは無い』
「・・・」

ゲンドウは口を閉じた、これ以上何を言っても無駄だと悟ったからだ

『さて、これからの事だ』

まだまだ老人達の暗がりでの会議は続く・・・



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国連軍グライナルリーゼズ本拠地。第二格納庫


第二格納庫では二機のユニット、上半身を構成する『チェストフライヤー』下半身を構成する『レッグフライヤー』と分離していたコアスプレンダーのメンテナンスを手伝っているシンキの姿があった。今は今回の使徒との戦いで得られたデータをもとに、OSの書き直しを行っていた

「・・・こうしたら反応速度が上がるか、よしこれで行こう」

シンキは何かを決めた様にキーボードに指を走らせる。それもかなり早い、手元も見ずに一流のプログラマー並に速度でキーボードを叩いていた

「よっと」

そんな作業をしていた時、聞き覚えのある声がしたのでシンキが上を見たらそこにはシンがコクピットを覗き込むようにして立っていた

「どうだ調子は」
「まあまあだよ、インパルスのOSを調整してるだけだしね。・・・終わったよ」
「そっか、お前がインパルスを大事に使ってくれるなら良いさ。それよりキョウさんが呼んでるぞ。俺とキラさん、それとお前を」
「解ったよ」

シンキはコクピットから出て、残りのメンテを整備兵に任せて格納庫を出た。エレベーターに乗って一気に上の階へと上がり、とある回のとある部屋に入った。そこにはテーブルの傍に置かれている椅子に腰かけているキラと『グライナルリーゼズ』の隊長、キョウスケ・ナンブ中将がいた。シンとシンキは敬礼をしてから椅子に腰かけた

「それでどうだった、エヴァ初号機は」

キョウスケはキラとシンにネルフで見た初号機について尋ねてみた

「別に大した事はありませんよ、性能も高いとも言えないし」
「あれでテストタイプだし、正式戦闘タイプのエヴァが出来たとしてもゲシュペンスト6機で十分撃破可能ですよ。あんなので使徒を倒そうなんて馬鹿げてますよ。それとシンキ、実際に戦ってみてどうだった?」

シンはシンキに話を振った

「そうだね、シン兄さん達の作ってくれたシュミレーションで戦ってのよりは弱かったけど、予想されたのにも明らかに強化されたよ」
「やはりか・・・インパルスのレベルを上げて置いて正解だったな」

シンキの言葉に安心したように言ってキョウスケはコーヒーを口にした

「それでキョウさん、転生者はどんな奴なんですか?使徒が原史よりも強化されてるのは
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