暁 〜小説投稿サイト〜
もう一人のアルフィミィちゃん
ふははは、これが冥王の力ですの! 我が艦は圧倒的ですの!
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
魔法陣が多重に形成されて、闇を圧縮した物を完成と同時に転移させましたの。するとあら不思議、一瞬視界が光ったと思うと…………ビックバンみたいなのが発動して辺りに有った艦隊を根こそぎ消し飛ばしちゃったですの。母星の半分もろとも。もちろん、衛星とかも全部きえちゃってるですの。

「隊長、やばいです」

「?」

「先程の桁違いの威力で巨大なブラックホールっぽい反物質エネルギーが発生しました。このままでは本艦も巻き込まれて、壊れます」

「でっ、でも拠点が…………」

「先程の攻撃で消し飛びました。威力が予定以上に強すぎでしたね。設計ミス……いえ、仕様書のミスです」

つまりアルフィミィのせいですのっ!

「ぐっ!? しっ、仕方無いですの…………てっ、撤退しますの」

「了解。ですが、覚悟してください。どこに行くかわかりませんよ」

「なんでですの?」

「ふ。さっきの攻撃ではっちゃけたので、エネルギーが足りません」

「つまり…………」

「次元連結システム、時流エンジン、システムXN。オーバードライブ。足りないエネルギーをルシフェリオンと接続して回収。長距離転移開始」

えっ、エアロゲイターを狩りに来たのに予想外のピンチですの! 簡単な殲滅戦のはずがっ!?

「隊長は馬鹿です。そもそも、実戦テストもほぼ何もしていないのに敵の母星に乗り込んで、いきなり武装のテストをするんですから、何か起こるのは当たり前です」

「ガッデムですの!」

取りあえず、転移をして…………あっ、私の空間に逃げ込めば大丈夫ですの。

「るり…………「転移」…………あっ!?」

こうして、どこかわからない場所へと飛んでしまいましたの。




[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ