暁 〜小説投稿サイト〜
とある誤解の超能力者(マインドシーカー)
第5話 超能力の理論について
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
レとか別の競技のユニフォームあるいは、普段着の一種という可能性もあるかも知れない。

「ああ、これね?
寝間着代わりにきていたものよ。
寝泊まりするときは、野球のユニフォームが気楽でいいのよ。
きちんと、汗も吸い取るし。
出張の際も、必ず用意するようにしているわ」
「そんなかっこうで、旅館やホテルをうろついているのですか?」
「さすがの私も、この格好のままうろつくなんてありえないわ。
ちゃんと、出張の時は、ビジター用のユニフォームを用意するわよ」
「そうですか……」
牧石は、濃紺に白地のユニフォームを想像してから、自分の質問に違う意味で答えた磯嶋にため息をつく。

「試してみる?
投手王国時代の背番号は揃っているから、好きな番号を選ぶといいわ」
牧石の想いを知らないままユニフォームのすばらしさを説く磯嶋に対して、牧石は、野球のユニフォームに興味がなかったので丁重に断ると、今日のトレーニングについて質問する。

「磯嶋さん。
今日のトレーニングについて教えて欲しい」

「そう、わかったわ。
まずは、しばらくの間、基本的なトリップをマスターするための訓練をしましょう」
「と、トリップですか?」
牧石は焦った。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ