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DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第2章:おてんば姫とチャラ王の冒険
第20話:夜に騒ぐのは止めよう。だってうるさいし…
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ンスが変? ……つまりどういう事?」
「あまり適切な言葉では無いのかもしれないが、所謂『ブス専』ってヤツじゃ! きっと奥方も見れた顔ではないのじゃろう…」

「そうかしら………サランのシスター・パメラは、女の私から見ても美人で可愛いわよ! スタイルも抜群だし、文句の付けようが無いと思うけど…世の中アレがブスなの?」
いや…シスター・パメラは美人じゃ。それも絶世の美人じゃ!

ワシがリュカぐらいの歳じゃったら、間違いなく同じ行動をとっているじゃろう…
つまりナンパするって事じゃ。
口説き落とせるかどうかは分からんが、口説かずには居られん美女じゃ!

「ねぇ、どうなの!? 彼女はブスなの? それとも私がブスなの!?」
「……………」
えぇ〜い厄介な男じゃな!

姫様を口説けば口説くで、最悪な行動じゃと言うのに…
口説かなければそれはそれで厄介な事になる!
何じゃあの男は!? 何であんな男がこの世に居るんじゃ!?

ブライSIDE END



(エンドール周辺)
クリフトSIDE

薪拾いからキャンプ地に戻ると、複雑な表情をするアリーナ様と、そのアリーナ様に困っているブライ様が消えそうな焚き火の前で睨み合っている。
一体何が………?

「お二人ともどうされました?」
集めた来たばかりの薪を火にくべ、お二人の姿が一望出来る場所に腰を下ろし、何があったのかを尋ねてみた。

「いや〜その〜………」
珍しくブライ様が言葉を濁す。
拙いタイミングで戻ってきてしまったのか?

「クリフト! 私とシスター・パメラはどっちが美人?」
何やら少々お怒りのアリーナ様が、突如思いもよらない質問を私にしてきた!
ブライ様も同じ質問をされた為、困っていたのだろうか?………困る事ないのに。

「私はアリーナ様以上の美女を見た事がありません! 確かにシスター・パメラはお美しいですが、アリーナ様と比べられては可哀想ですよ。レベルが違いすぎます」
紛う事なき本心だ。私にとって絶世の美女はアリーナ様お一人。

「………貴方本気で言ってるの?」
「ほ、本気ですとも!」
「はぁ………聞く相手を間違えたわね…ゲイに聞いても、女性の善し悪しは判らないか…」

「な!? ゲ、ゲイとは何ですか!? 私は違いますよ! どうして私がゲイだと思われているのですか!?」
何と言う事だ…
誰に何と思われても、私は一向に構わない…しかし、アリーナ様にゲイだと勘違いされるなんて…

「だって…お城のメイド達はみんな言ってたわよ!『やっぱりクリフトはゲイだった!』って…この間帰った時に、みんなで噂し合ってたわよ」
「『やっぱり』って何ですか!? 何を以て『やっぱり』なんですか!?」

「だってクリフトってば、今までメイド
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