暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 英雄を宿す者
始まり
[1/2]

[1] 最後 [2]次話

―――万の大群に挑む、一人の男がいた―――

―――無謀。誰もがそう思っただろう―――

―――だが、やるしかなかった―――

―――大切な人を・・・いや、世界を守るために―――


















「〜♪」

路地で鼻歌を歌いながら歩く少年が一人
その手にはスーパーの袋を持っている

そんな少年が公園を突っ切って家に向かおうとした時だった

「〜♪・・・え?」

少年はその現場を見て、スーパーの袋をつい地面に落としてしまった
少年の視線の先には・・・・・・血溜りを作って倒れている少年と、恐らく少年をその状態にしたであろう黒いボンテージを着て、背中から黒い翼を生やしている少女の姿

少年の視線に気がついたのか、少女は冷たい視線を少年に向ける

「あら、見られちゃったわね。仕方ないわ、あなたにも死んでもらおうかしら」

そう言って少女は少年に光輝く槍を投げつけた
普通の人間なら、何もできずに死ぬだろう。だが、少年は普通の人間ではない・・・!

「断る!」

少年は腰をおろし、後ろに構えていた右拳を前へと突き出した
そして、その瞬間・・・蒼い魔力砲が光の槍と激突した

だがそれも束の間・・・蒼い魔力砲が光の槍を消し去り、少女の元へと向かう

「っ!まさか神器使い!?」

少女は驚愕しながらも、光の輝きに包まれ・・・その場から消えた

「・・・逃げられたか」

少年は嘆息しながらも、地面に落ちているスーパーの袋を持ち上げ、目の前で死んでると思われる少年を見る

その少年はどこかで見たような気がするのだが・・・
少年は首を傾げる。すると・・・

倒れている少年の傍から紅い魔方陣が出現した
それを見て、少年はめんどくさそうな顔をする

「堕天使の次は悪魔か・・・」

ため息を吐きながらそう言うと、魔方陣から紅髪の美少女が出てきた
美少女は俺を見ると首を傾げる

「・・・私を呼んだのはどっちかしら?」

少年は倒れている少年を指さす
自分には悪魔を呼んだ覚えなんてないのだから・・・。

美少女は倒れている少年を見ると、これは凄いわね。なんてつぶやいている
すると、美少女は少年に近づき、紅い駒を懐から取り出す

「あら、一つじゃダメね」

美少女はそういうや否や、懐から同じような紅い駒を6個ほど取り出し、地面に7個の紅い駒が並んだ

すると、少年の体に紅い駒7個全てが入っていった
それと同時に、腹に風穴が空いていた傷がふさがり、健康体に戻った

それを見ていた少年はそーっと、その場を離れようとしていた

「待ちなさい」

ビクッと少年の肩が震える
冷汗を流しながら、少年は美少
[1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ