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ドラゴンクエストV 勇者ではないアーベルの冒険
第65話 そして、師匠の話へ・・・
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「順調ですね」
「そうだな」
俺とジンクは天幕の中で話をしている。
ジンクは王妃の衣装ではなく、かつて俺達と冒険していた頃の服装をしていた。


俺は、ロマリア王国が計画している、第2次開放計画「ネアポリ開放作戦」に参加していた。
ちなみにネアポリはロマリアの南方にあった港町で、開放することで南方の拠点都市となることが期待されている。

俺はジンクに呼ばれて作戦本部にいるが、今回は今のところ何もしていない。
計画作戦は、ロマリア王国近衛兵作戦本部が全て作成している。
俺達は、アリアハン王国軍事顧問の一員として、天幕内につめているだけだ。
言うまでも無いことだが、ぬいぐるみは身につけていない。


今回の開放計画は、1年前に行われたウエイイ開放作戦と基本的には一緒だ。
魔王バラモス、大魔王ゾーマが存在しないことから、ジンクや俺は都市の開放時にモンスターの大量襲撃はまず無いと考えていた。

しかし、新たな魔王が登場しないとは限らない。
そのため、今回も魔王バラモスと同程度のモンスター襲撃を考慮にいれて、俺が呼ばれていた。

いわゆる、秘密兵器扱いだ。
だが、驚異となるモンスターの出現どころか、モンスターの大量出現も今のところ報告はされていない。
どうやら、今回は最後まで秘密兵器のまま終わることになりそうだ。
最後まで秘密兵器扱いは、前の世界で中学校時代の部活動で経験して以来、2度目になるだろう。


俺は、勇者との再会後冒険にでることなく、のんびりとした毎日を送っていた。
勇者はすぐに、俺達と一緒に冒険をするつもりだったようだが、「しばらく家に帰って、母親を安心させろ」とがらでも無いことを言って、半ば強引に実家に帰らせた。
一緒にいた母ソフィアが、「お前が言うか」というような視線を俺に送ったが、無視した。

勇者と3姉妹(あとで、勇者から聞いた話では3姉妹は妹たちの世話をするために、元の世界に帰ったらしい。彼女たちは7姉妹のうちの3人だということだ)の話については、勇者達が大魔王を倒したが、3姉妹はその戦いで命を落としたと国王達に報告した。

ちなみに、ジンクがかつて一緒に冒険していた相手もこの3姉妹だったらしい。
ジンクは彼女たちに気に入られたため、タンタルのようなむごい扱いは一切なかったようだ。

話をもどすが、3姉妹の話や、大魔王の存在を公表しないことで、アリアハン王国の見解は一致した。
結局、アリアハン王国の公式発表は、魔王が最後の力でアリアハン王宮を襲撃し俺の父ロイズを含めた近衛兵を道連れにしたが、そこで力尽きた。
勇者がひとりでバラモス城に潜入したが、魔王バラモスは消え去ったと発表した。
だが、魔王の怨念でモンスターはしばらく出現するので気をつけることとあわせて、発表されて
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