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ドラゴンクエストV 勇者ではないアーベルの冒険
第41話 そして、ポカパマズの考察へ・・・
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俺は師匠の家を出ると、南下して、ムオルの村に立ち寄っていた。
到着したときは夜中だったが、宿屋に無理をいって泊めてもらい、昼に起きてからこの村の情報収集を行っていた。
「水鉄砲はなかったか」
「みずてっぽうって、なに?」
テルルは質問する。
「口で説明するより、作った方が早い。機会があれば、つくってみるよ」
この後、ジパングによる予定だ。
竹があれば、自作をしてもいいだろう。

しかし、水鉄砲がないということは、SFC版準拠であることになり、オルテガの兜がここにはあるということか。
勇者ではない俺にとっては、どうでもいいことだが。

「ところで、ポカパマズってなんでしょうね?」
タンタルが俺に尋ねてきた。

この村に、冒険者がくるのは珍しいらしく、以前に尋ねてきたのは8年ほど前にポカパマズさんと呼ばれる戦士以来だという。
「さあ、なんでしょうね」
「アリアハン出身といわれたけど、基本的にアリアハンの出身者は4文字以内だよね」
「名前が長いと、早死にするという迷信のことですか?」
タンタルが俺に聞いてくる。

「まあ、迷信と言えばそうですが、冒険者に限っては、あながち間違いでもありません」
「と、いうと?」
「呼び名が長ければ、パーティ内での連携に時間を要します、程度の話ですが。愛称で呼び合えば問題ないですし」
俺は適当に答える。
ふと、俺は、ポカパマズの由来を勝手に思いついたので、披露してみた。

「ポカパマズとは、大いなる厄災という意味だ」
「それにしては、村のひとのポカパマズという言葉への反応は好意的だったわよ」
「あれは、もう8年も前の話になる」
俺はテルルの指摘を無視して、話し始めた。

「かつて、この町を20年に一度襲う厄災があった。田畑は荒れ、娘はさらわれ、老人達は情け容赦なく殺されていった。
この町の人はこの厄災のことを、畏怖を込めて大いなる厄災「ポカパマズ」と呼び、忌み嫌っていた。
だが、1人の男によって新しい展開を迎えることになる。

世界を旅する戦士がいた。
この戦士は偶然、厄災の元凶となるモンスターを討伐した。
しかしながら、この戦士は全身傷だらけとなり、なんとかこの村にたどり着いた。

この戦士が村の前で倒れていたところ、1人の子どもに発見された。
子どもは、その男を助けるため村人達に声をかけた。
しかし村人達は、今年が厄災の発生する年であることを思い出し、男が大いなる厄災「ポカパマズ」だと恐れ、とどめを刺そうと決意した。

しかし、それを救ったのは、ポカパマズを最初に発見した子どもであった。
その子どもは、男の手荷物から厄災の元凶であるモンスターの角を発見し、この男が厄災のモンスターを討伐したことを村人達に説明した。

最初は半信半疑だった
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