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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『管理局との邂逅』
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前回の次元震から数日が経ち、

「さて……どうしたものかねぇ〜」

俺はと言うと、

おそらく近日中に起こるであろう時空管理局との邂逅に頭を悩ませる。

「零 どうしたの?」

そんな俺を心配し声をかけるフェイト。

こうしてると普通の優しい子なんだけどね〜。

「う〜ん この前の次元震は覚えてるか?」

俺の問い掛けに、

「うん」

コクりと頷くフェイト。

「あの規模の次元震なら多分……いや確実にヤツらに知られたと思ってな」

流石にあの規模の次元震ならレーダーとかの機械に引っ掛かるだろうな。

「ヤツら?」

聞き返すフェイトに対して、

「時空管理局だ」

俺は告げる。

原作でも次元震が観測されてたからほぼ確実に来るだろうな、

あの砂糖の化身が……。

「えっ! 零は時空管理局の存在を知っているの!?」

俺の言葉に驚きを見せるフェイト。

「あぁ 以前ちょっとした事件で知ってな」

まさかあんな形で関与しているなんて夢にも思わなかったがな……。

あの事件は歪みなのかな?

もちろんあの事件はしっかり嘘偽りなく記録して保存しているがな。

交渉や脅しに使えそうだし。

「そうなんだ……」

なにやら神妙な顔をするフェイト。

「とりあえずフェイト」

「なに?」

「出来る限り早く君のお母さんに会わせてくれないか?」

とりあえずプレシアの事を気付かれる前に終わらせたいんだよね。

まぁ 無理なら無理で方法はあるから別に大丈夫だとは思うんだけど、

やっぱり保険は欲しいしね……。

「うん……」

「管理局が来たら確実に犯罪者扱いだからな……」

自分で管理外世界とかほざいといて何を言ってんだかね〜。

危険物を一ヶ所に集める方が恐いのに、

場合によってはロストロギアを武力で奪っていく時もあるようだし……これじゃどっちが悪なんだかわかったもんじゃないな……。

「わかりました」

不安げな表情で顔を曇らせながらも了承の意を示すフェイト。

「よし」

これでプレシアと逢う事が出来るな。

次はなのはか……、

「士郎さん達に話すべきなのかなぁ〜」

もう 誤魔化すのは無理だろうし。

どちらにしろなのはをヤツらに取り込まれるのは防ぐのはかわらんしな。

未来で起こる可能性が高い『あの事件』も防ぎたいしね……。

「まぁいい……」

勝負は今日の夜だ。

「まぁ とりあえずそろそろ時間だしなのはに会いに行くか」

なんか相談したい事があるって言ってたし。

まぁ 一応ある程度予測はつくんだけどね。

「あの子に会いに行くの?」


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