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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
現在状況
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脱出させる事ができる。何とか全員の居場所がわかれば・・・」

ドランバルトはナツ達をこの天狼島から脱出させようとしたのだ。しかし・・

「お断りしますってヤツだ。」

「な?」

ナツの言葉に驚くドランバルト。

「何で私達が評議院の助けを借りなきゃならないの?」

「ギルドの問題は自分達で片づけるさ、ここの連中は。」

「詩文の尻は自分で拭くってヤツだよ!」

シャルルとリリー、そしてミントがそう言う。

「そうじゃない!!
 今のこの状況を本部に知られたら、島への攻撃もありうるって話だ!!!」

「またエーテリオンを落すつもり!?」

ドランバルトの言葉にハッピーがそう言う。

「こりないわね、アンタらも・・・。」

ルーシィがそう言う。

「その前にカタをつければいいだけだ。」

ナツはそう言う。

「マカロフもやられた!!悪魔の心臓(グリモアハート)にはまだ恐ろしい奴が残っている!!!
 勝てる訳ねえだろ!!!!」

「オイオイ・・・だから島ごとふっ飛ばそうってか?」

ドランバルトの言葉にナツはそう返す。

「この島は私達ギルドの聖地、初代マスターのお墓もあります。
 そこに攻撃するなんて・・・!」

「信じられない!!そんな事をしたらみんな・・・ただじゃおかないわよ!!!」

「オイラ達はそうやってギルドを守ってきたんだ。」

ウェンディとルーシィ、ハッピーがそう言う。

評議院(俺達)を脅すつもりか!!!!魔導士ギルドごときが!!!!」

ドランバルトは怒鳴ってそう言う。すると・・・

「いいか、よく憶えとけ。」

「!」

ナツがドランバルトの顔を近づけて言う。

悪魔の心臓(グリモアハート)だろうが評議院だろうが関係ねえ。
 家族(ギルド)に手を出す奴はみんな敵だ。全て滅ぼしてやる。」

ナツは怒りの表情でそう言った。

「!」

ウェンディは空を見上げた。空には黒い雲が現れていた。

「この空気・・・空が荒れそうですね。」

ウェンディはそう言うのであった。
































時を少し戻り、コージは・・・

「どこだ・・・どこだ・・・!」

俺はアレを探していた。

「あの人達を・・・っ!」

あれは・・・!!

「見つけた!!」

俺は急いで行った。

「あの人達となら!待ってろ、みんな!!!」
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