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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
無印編
『物語の始まり』
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『誰か……』

夢のなかで誰かが助けを求める……。

『僕に力を……貸してください』

誰かは解らない……。

『魔法の力を……』

俺は………、

『だが断る!!』

『!?』

バッサリと切り捨てる。

露伴先生は俺のジャスティス!




「あ〜 なんか変な夢をみたな」

淫獣(笑)の念話ということはついに無印の始まりということか。

てか正体隠して小学生とはいえ女の子の部屋で生活したり風呂入ったりしてりゃ淫獣呼ばわりされても仕方がないよね?

俺はそんな事を考えながらリビングに向かう。

「おはようございます 零様」

朝食の用意をしていた千歳が俺に挨拶をする。

「おはよう」

「先程変な念話が聞こえましたが 零様はご存知ですか?」

やっぱ千歳にも聞こえたか……。

あんだけオープンチャンネルにしてりゃ当然か。

「あぁ 俺も聞こえたよ」

「場所は特定できておりますがどうなされます?」

「めんどうだからほっといても大丈夫だろ?」

別に関わらなくても物語は進むだろうし。

「それもそうですね」

「それよりも今日の予定なんだよなぁ〜」

手伝い自体は苦ではないんだが……、

「確か本日は翠屋でお手伝いを頼まれてましたよね?」

「そうなんだよなぁ〜」
この前はメイド服、その前はゴスロリ……。


「一応俺男なんだけどなぁ〜」

いくら見た目が見た目だからってアレは無いだろう……。

その内性別が某Fクラスの木下君みたいな扱いにされそうで怖い……。

「(私としては万々歳なのですが)」

何故か顔を赤くさせながらほうける千歳。

「顔真っ赤だけど どうしたの?」

「なんでもありません」

ほんのりと顔を朱に染めながらも頭を左右に振り何でもないと告げる。

「そうか?」

「後で私もお手伝いに行きます」

「ありがとう」

俺がニッコリと笑顔で答えると、

「れ 零さまぁ〜!!」

何故か鼻血を噴き出して俺を抱きしめる千歳。

「え! ちょ! 何故に〜!?」

千歳の豊満な母性の象徴に挟まれ息が出来ず零は暫くの間天国と地獄をさ迷う事となる。

それから数分後。


「と とりあえず行ってくるよ」

疲れた顔の俺をよそに発端である千歳はというと、

「行ってらっしゃいませ」

肌をツヤツヤとさせ輝くかのようなとても良い笑顔で俺を見送る。


それからさらに数分後、

俺は翠屋に着き桃子さんと士郎さんに挨拶をする。


「おはようございます」

「やぁ おはよう」

いつものように歓迎してくれる士郎さんと、

「零君
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