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トロヴァトーレ
第二幕その三
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ぐに来られたし」
「お願いできますか」
 使者は彼を見上げて問うた。
「無論」
 マンリーコはすぐにそれに答えた。
「この命我が主君のもの。ならば喜んで差し出そう」
「それは何より」
「だがまだ手紙は残っているな。どれ」
 彼は再び読みはじめた。
「なおレオノーラは貴殿の死の報を誤り信じ近くの修道院に入りヴェールでその身を覆うとのこと・・・・・・。何っ!?」
 それを読んだマンリーコは思わず声をあげた。
「これは本当か!?」
「はい」
 使者は答えた。

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