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魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
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デー○ンさん召喚

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第二十四話 デー○ンさん召喚


「起っきろーーー!」

早朝、我が愛しくもなんともない愚妹にうるさく起こされた。

「ぐっ、やめるんだ、美愛!僕はこの布団の布と子ちゃんと結婚を誓い合っているんだ!」

「いやいやいや、布団に名前をつけないでよ、おにぃ。って、そんなことより、早く朝ごはん作ってよ!今日はおとーさんとおかーさんは朝から仕事で出かけてるから、おにぃしか朝ごはんが作れないんだよっ。それとも・・・」

「私が作って、いいの?」

その言葉を聞いた瞬間、僕の中のナニかが悲鳴・・・いや、危険信号を発信した。

美愛が、ご飯を作る・・・だと?アノ美愛・・・が?

「起きた、起きた!めっちゃ起きたからそれだけはやめてくれええええええ!」

「むぅ、それはそれで酷くない、おにぃ?」

僕が一瞬で布団から出たのを見て美愛がつぶやくが、僕はそれに対してイラっ♪とした顔でこう告げる。

「はぁ?前に母さんとカレー作るって言って鍋からデー○ンさん召喚したのどこのどいつだよ」

「うぅ、私だけど・・・」

そう、コイツは前、「料理の勉強♪」とか言って基本のカレーを母さんと作っていたら、いつの間にかデ○モンさんを召喚してくれちゃったのだよ。それから我が家には「美愛に料理をさせるな」ができたのだ。

いやー、お帰りいただくのに二時間もかかったよ。

「さて、デーモ○さんが再来する前にご飯を作るか。食べたいものは?」

「卵焼き。半熟トロトロで甘いやつがいい」

「あいさー」

さて、卵焼きか・・・。

じゃあ白ご飯に昨日の残りの味噌汁、卵焼きとベーコンとソーセージってとこかな?

んじゃ

「ぱっぱと作りますか!」

僕はそう言って服を着替え、美愛を連れてキッチンに向かった。

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