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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第104話:私たち、結婚します!(2)
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末になのはの実家にお邪魔するつもりだ」

「あちらを先にした方がよかったんじゃないか?」

「その方がいいのは判ってるんだけどさ、なのはの実家ってのが
 簡単には行けないところでね・・・」
 
「簡単には行けない? どういうことだ?」

父さんは訝しむように俺を見る。

「それは、わたしがご説明しますね」

父さんに向かって事情を話そうとした時、なのはが割って入ってきた。

「わたしは、地球っていう星の出身なんです。
 地球は管理外世界でミッドとの間に公共の移動手段がないので、
 簡単には行けないんです」

「なるほど・・・」

なのはの説明に納得したようで、父さんは腕組みして頷いていた。

「年末に行くっていうことは、年末年始は帰ってこないのね?」

母さんが俺に尋ねてくる。

「そうだね。年が明けたらすぐに帰ってくるけど、そのあとは当直が続くし」

俺がそう言うと、なのはが意外そうな目で俺を見る。

「えっ、そうなの?」

「あれ?言ってなかったか? 地球から帰ったら通常勤務が始まるまで、
 俺はアースラに泊まり込みだぞ」
 
「・・・聞いてないし、なんで3日も泊まり込みなの?」

「なのはの分の当直も引き受けたからだよ」

「えっ? わたしの分の当直って・・・?」

「最初は、年末年始の勤務体制に、なのはも組み込まれてたんだけど、
 なのはにはヴィヴィオの面倒を見てほしかったからな。
 はやてに頼んでそうしてもらった」

「そうだったんだ・・・、ごめんね」

なのはは、肩を落としてシュンとしていた。
俺はなのはの頭に手を乗せて、ゆっくりと動かす。

「気にすんなって。当直って言っても出動機会があるわけでもないし、
 家に居るのとそんなに変わらないだろ」
 
「ありがとね、ゲオルグくん」

なのはがにっこりと笑って、感謝の言葉を言う。
その時、脇の方から姉ちゃんの声が聞こえてきた。

「ねえ、ヴィヴィオ。あの2人っていつもあんな感じ?」

「うん。パパとママはいつも仲良しだよ。ときどきケンカするけど」

「ふうん・・・」

姉ちゃんは小さくそう言うと、ニヤニヤしながら俺を見る。

「ラブラブね、ゲオルグ」

「悪いかよ」

「別にそんなことは言ってないでしょ」

俺は姉ちゃんの言葉に小さく舌打ちすると、隣のなのはに目をやる。
なのはは、顔を赤くしてうつむいていた。

「あら、もうこんな時間。そろそろお昼を作らないといけないわね」

時計に目をやった母さんが、ソファから立ち上がる。

「あっ、わたしもお手伝いします」

なのはが母さんに向かってそう言いながら立ち上がる。

「いいのよ、なのは
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