暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 万死ヲ刻ム者
第七十八話 図書館
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
「そうよ。殆ど外には出ずにここで本を読んでいるわ」

その事を聞いた闇慈は顎を抱え少し考えた後に・・・

「パチュリー様でしたね?少々お待ち下さい」

「え、ええ・・・」

闇慈は何を決心したのか咲夜の元に急いで戻り、本の整理が終了した事を報告した後、訳を話して咲夜の許可を得て厨房で何かを作り始めた。

ーーー三十分後ーーー

「お待たせしました。どうぞ」

闇慈が持ってきたのは紅茶と数十個の一口サイズのプチ・ショコラだった。

「紅茶は分かるのだけど・・・このお菓子も貴方が?」

「はい。咲夜さんにも試食してもらったので味は大丈夫です。召し上がって下さい」

「そう・・・なら頂くわ」

闇慈の笑顔に唆されたのかパチュリーは一つのプチ・ショコラを口にした。そして感想は・・・

「美味しい・・・甘すぎないで私に好みの味だわ」

「紅茶を好んでいると咲夜さんに聞いたので甘さを控え、紅茶と合うようにしてみました。お気に召したようなので良かったです。では僕は仕事に戻りますね」

「あ・・・待って!!また・・・作って貰えるかしら?」

パチュリーが闇慈に促すと闇慈は笑顔で答えた。

「勿論です」

そう言うと闇慈は図書館を後にし、次の仕事に取り掛かった。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ