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混沌の魔術師と天空の巫女
第3章 エドラス編
飛べ!友のもとに!
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そんな事もわからねぇのか!!!!」

「!」

エクシードのオジサンの言葉にハッピーの顔つきは少し変わった。




少し経ち・・・

「ありがとう!!おじさん!!おばさん!!」

「色々とありがとう〜!!」

「かーーーーーっ!!二度と来んなーーーーーっ!!!!」

「気をつけておいきー。」

ハッピー達は助けてもらったエクシードのおじさんとおばさんに別れを告げ、
仲間を助けに行くとした。

「シャルル、ミント!!さっきのおじさんの言ってた言葉の意味わかる?」

「ええ・・・わかったわ。」

「私も・・・私、エドラスに来て・・・物凄く不安だった。」

「そうね、私も・・・。」

「あい!」

「でも・・・今は違う!!」

「進まなきゃいけないからね!!!!飛ばなきゃいけないからね!!!!」

ハッピー達は崖の下から飛び降りた。

「(私達はエクシード、この世界において唯一体内に魔力を持つ者。
 魔法を使えなかったのは、心が不安定だったから。)」

シャルルは心の中でそう言っていた。そしてハッピー達は(エーラ)を出せた。

「(ホラ・・・自分の心が見えたから、翼が私達を前へ進ませてくれるよ・・・!)」

ミントは心の中でそう言っていた。

「行こう!!!!みんなを助けなきゃ!!!!」

「うん!!!!」

「あい!!!!」

シャルルの言葉に返事をするミントとハッピー。






「かーーーーーっ!!!ちゃんと飛べるじゃねーか。」

「飛び方がアナタそっくりね。」

エクシードのおじさんとおばさんはハッピーの姿を見て、そう言った。

「バカ言うんじゃない!!!飛び方なんかじゃねぇ!!!一目見りゃァ気がつくだろ!!!!」

「そうね・・・あの白い娘、彼女かしら?」

エクシードのおばさんは涙を出し、そう言った。

「かーーーーっ、女つれてくるなんて100年早ェんだョ!!」

「友達想いの優しい子に育ったね・・・。」

「かーーーーーっ、グス・・・あい・・・。」

我が子を見て、嬉し泣きをする2人の親がいたのであった。
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