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蒼き夢の果てに
第5章 契約
第52話 共工
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 この程度の事態で、一々、彼女のような存在に助力を依頼していては、流石に問題が有るでしょう。
 天は自ら助くる者を助く。人事を尽くして天命を待つ。普通の場合は、この大前提が存在していますから。

 俺の傍……。普段通りの右側にタバサが来て並んだ。大丈夫。彼女も、この事態を炎の女神様に丸投げして、後は解説役……と言うか、驚く役に成る心算は無さそうです。
 この異常な事態に有っても尚、彼女の心は折れては居ませんから。

 そして、俺は視線だけで、水の邪神をけん制しながら、こう続けたのだった。

「それに、そろそろ、ミーミルの井戸の封印が終わった彼女が、ここにやって来る。
 彼女が帰って来る前に、俺やタバサが折れて仕舞う訳には行かないからな」


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