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星河の覇皇
第一部第二章 銀河の群星その八
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 彼は電話からの返事を聞いて笑みを浮かべた。
「それではお願いします。あ、よろしいですよ、礼なぞ。お互い様ですから」
 彼はそう言うと電話を切った。そして来客を出迎えた。
「・・・・・・八条君も頑張っているみたいね」
 伊藤は首相官邸の自分の執務室で電話を切ると小さい声で言った。
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