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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第六十話 魂、久遠に
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              第六十話 魂、久遠に
クスハは深い眠りの中にいた。その彼女に誰かが声をかけていた。
「汝」
まずはクスハを呼ぶ。
「汝、人界の救済を望むか。答えよ」
「!?貴方は」
「答えよ」
クスハの言葉には答えずにまた問うてきた。
「どうなのだ、それは。答えよ」
「私は」
「どうなのだ、それは」
「私にその資格があるのなら」
「資格か」
「はい」
まずはこう声に答えるのだった。
「私は先の戦いで怒りのままに念動力を使ってしまいました」
「うむ」
これはその言葉に頷く。どうやらそのことを知っているようだ。
「その私に誰かを救う資格があるのですか?」
「それは我が決めることではない」
「えっ・・・・・・」
これはクスハにとっては意外な言葉であった。驚いていると声がまた言ってきた。
「決めるのは汝だ」
「私・・・・・・」
「そうだ、それを決めるのは汝なのだ」
「私が、すべてを決める」
「そうだ。汝が人界の救済を望めば」
「その時は」
「我は神体を以って汝の意を遂げん」
「私の意志を」
「そうだ」
これはこう言う。
「それだけだ」
「待って下さい」
クスハはその声に問う。
「貴方は一体。誰なのですか?」
「我は・・・・・・」
「貴方は・・・・・・」
ここで目が覚めるのだった。目覚めるとそこには誰もいない。ただ闇があるだけだった。
補給を終えたロンド=ベルは再び日本に戻る。彼等は中国に入っていた。
「何か地球横断ばかりだな」
「そうね」
美和が宙の言葉に頷く。
「それも北半球が多いわね」
「ジャブローとかギアナとかアフリカも行ったけれどな」
「ええ」
「それでもお決まりになってきたな」
「北半球に人工が集まっているから」
美和は言う。
「やっぱりそうなるのね」
「ああ、ところでミッチー」
「何、宙さん」
「邪魔大王国の奴等はどうしているんだ?」
彼は自らの宿敵のことを問うた。
「やっぱり暴れ回っているのか?」
「連邦軍とは膠着状態よ」
「そうか」
「ええ。ミスマル司令達が頑張ってくれて」
こう宙に語る。
「何とかね、もっているわ」
「そうか。それで俺達がそこには入る」
「そうなるわ」
「よし、じゃあ今からすぐにだな」
彼はこう考えていた。
「鬼もハニワも纏めてぶっ潰してやるぜ」
「そうなれば理想だな」
「ああ」
隼人の言葉に竜馬が頷いた。
「宙、わかっていると思うが」
「あの男が出て来た」
「ああ、わかってるさ」
宙はその二人に答えた。
「孫光龍だな。また出て来るって言いたいんだろ」
「あの連中の今までのパターンだったからな」
武蔵も彼に言ってきた。
「それは考えておいた方がいいぜ」
「そうだな、やっ
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