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天才少年と電脳少女
EIN

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パンッパンッパンッ・・・・・・
音のするほうを見ると、謎の少年は、俺たちに向かって拍手をしていた
「素晴らしいな、人間の愛は機械を超えるか・・・・」
「お前は、いったい何者だ?」
俺は少年をにらんだ。すると、少年はにやりと笑った
「おやおや、その顔はあの人にそっくりだ。答えてやろう」
バサッ
少年はマントを脱ぎ捨てた。
「僕の名前はアイン、セブンウィルスの一番目。どうぞよろしく」
ギュッ
奈菜は俺の服の袖をつかんだ
「やっぱり、アインだった・・・・気を付けて、奴は電脳世界を支配できる男。人間じゃ、慎次君でも・・・・勝てない・・・・」
「何・・・?」
アインは、またにやりと笑った
「いろはが君を認めて殺さなかったようだな。ナナに対する、愛を、いろはは認めた。だが、僕は違う。僕が見せてほしいのはその頭脳!見せてもらおうか、君の、機械に関する頭脳を!」
・・・・俺は決してひるまない。俺を誰だと思っている。俺は・・・・世界も認める天才だ。天才学者によって作られたとしても、やはり所詮は人間の頭脳から作られたもの、俺は越えられない!
「望むところだ・・・・」
俺はそうつぶやき、アインをにらんだ
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