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【完結】剣製の魔法少女戦記
第一章 無印編
第九話        『修行とフェイトとの出会い』
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金色の魔導師(名前が分からない為に暫定的にこう決まった)との戦闘後、シホ達は暇を見てはシホの部屋に集まり話し合いをしていた。
なぜなのはの部屋でしないか?
と、いうとこの部屋には現在着々とだけどシホの結界が構築されてきているからだ。
キャスターのスキル、『陣地作成』と比べると像とアリほども差があるが十分昔に比べれば結界構築がうまくなってきた。
後は普通にユーノやフィアットが喋っていたら美由希あたりは失神でもしかねないという理由から。
そしてレイジングハートと魔法知識に詳しいユーノとフィアット、それにアレンジを加えるシホである程度強化プランが練られてきていた。
が、話に加わる事ができないという理由から、

「あの…私って今、もしかして孤立していないかな…?」

なのはがふとそんな事を言い出したが、全員揃って「きっと気のせい」と言った。
レイジングハートすら《気のせいですよ、マスター》と言った為になのはは少し落ち込んでいた。
とりあえずプランが纏まってきたので一気になのはに伝えることにした。

「まず今は暫定的だけどあの子の名前が分からない以上『金色の魔導師』って事にしておいて、あの子の厄介なところはやっぱりスピードね。
なのはを鍛えることにしたから甘い事は言わないことにしたので正直に言うけど、あの子にスピード戦か接近戦勝負を持ち込まれたら即座に距離を取るか防御行動に徹しなさい。
たぶん身体的能力も関係しているけど思うけど、それを考えると例を上げるならファリンさんだけど、あそこまでじゃないけどなのはも何も無いところで転ぶところがあるから…」

なのはは自覚している節があるのであえなく撃沈した。

「はいはい。落ち込まないの。その為に今は対策を考えているんじゃない?
それじゃ今から彼女に対して対策をいくつか挙げるわね。
彼女が使った『フォトンランサー』…確認したけど今のところは二種類。
いくつか数を出してそれを対象に向けて放つおそらく直射型。
それとなのはの『ディバインバスター』と似た集束型。
たぶん他にも複数タイプがあるでしょうから、まずなのはは似たタイプのスフィアを複数生成できるようにしなさい。
望むところなら誘導型が好ましいわね。
そして数は彼女が撃ってきた数のせめて1.5倍くらいは操れるようになれたらこちらとしてはいいわね。
でも現状は正直時間が無い…だからせめていくつか操れるようになりなさい。
まずこれが一つ目。レイジングハートもなのはをうまくサポートしてあげてね?」
「うん。わかったよ、シホちゃん」
《お任せください》

まず一つ目の対策が終わり、シホは「よし、次ね」と言った。

「次は防御系。これに関しては『プロテクション』があるけど少し心もとないものがあるわ。
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