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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第三話 闘志、炎に燃ゆる
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な」
「鬼と・・・・・・竜!?」
「そうさ。まあそこはユウナさんの特撮コレクション見て驚いてくれよ」
「はあ」
何が何だかわからないまま応える。
「わかりました」
「それじゃあミナキ」
マリアがミナキに言う。
「皆と親睦を深めに行きましょう」
「親睦!?」
「ロンド=ベルでは何かあるとすぐに宴会をするんだ」
大介がそう説明してきた。
「それに君にも参加して欲しいんだ」
「あっ、そうなんですか」
「飲んで騒いでデーーーーーーース!」
ジャックが陽気に言う。
「ミス=ミナキもここは朗らかに!」
「もう兄さんはいつもでしょ」
そんな兄をメリーがたしなめる。
「全く」
「そういえばジャックさんの声って」
「なっ、早速だろ」
甲児はここで言った。
「ピートやミスターの声とそっくりなんだよな」
「それもありますけれど」
彼女が驚いたのはそれだけではない。
「何か。宇宙海賊の声にも」
「宇宙海賊!?」
しかし甲児はその言葉に首を捻る。
「何だそりゃ」
「いえ、何となくですけれど」
ミナキも何故ここで宇宙海賊が出たかわからない。
「似てますね」
「HAHAHA、悪い気はしないデーーーーーーーース!!」
ジャックはその言葉にも陽気に返す。
「ミーもダンディに海賊に」
「何か話が妙になってきているな」
鉄也はジャックの言葉を聞いてそう述べた。
「まあいい。じゃあミナキ」
「はい」
「今は皆で楽しくな。パーティーと行こう」
「わかりました」
「それでミナキ料理はできるの?」
さやかが何気なく彼女に尋ねた。
「そこんところは」
「ええ、一応は」
「そう、できるのね」
皆それを聞いてにこりと笑った。
「じゃあいいわ。皆にその料理を」
「ええ、それでいいのでしたら」
ミナキは笑顔で皆に応える。
「御願いします」
こうしてまた一人であった。戦略兵器が揃ったのだった。何気にそうした人材も揃っていくのがロンド=ベルの変わったところであった。

第三話完

2007・5・22
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