暁 〜小説投稿サイト〜
天才少年と電脳少女
始まり

[2]次話
カチッ、カチッ
パタパタパタパタパタパタ・・・・・・
俺は、昼間から一人部屋にこもってパソコンをやっていた。何かを必死にクリックしたり、何かを必死にうったり。何かに必死になっているのだが、それはよくわからない。
自分で何やってるかわからないって、重症だよな。まぁ、それはいいとしてだ

俺がなぜ昼間からパソコンなどしているのか。学校はどうしたのか、引きこもりなのか、いろいろ疑問があると思うが、簡単にいうのなら、俺には今、勉強など必要ないということだ

しかし、俺は何でこんなに必死になるのだろう。すべてはあの日からおかしくなった気がする

あの日、あのウィルスの存在さえ知らなければ、俺はこんなに熱中することもなかったはずだ
そのウィルスは、調べている途中でよくわからないのだが、聞いた話によれば、まるで生きているかのように話し、動くのだ
俺はそのウィルスに興味津々だった。なぜなら、そのウィルスさえ知れば
サイバー空間の中に存在する世界を旅する、いや、電脳紀行ができる気がするのだ
ただ、それと同時に、何か別の情報を得ようとしている自分がいる
いったい俺はなんなんだろうか・・・・・
[2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ