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DOG DAYS 記憶喪失の異世界人
第2章 戦争?
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クなステージを何とか攻略し、進む進む。
しかしうんてい中にボールが飛んできたり、矢が飛んできたりすのはありなのか?

何とかクリアしたと思ったら今度は大勢の敵兵士。

「覚悟!!」
「おっと!」

向かってきた相手兵士を回転して躱し、その背中に鞘を打ち込む。

「うぐっ!?」

うめき声を上げて気絶する兵士。その後、可愛い丸い生き物になった。
これ以外にも頭や背中に触れる“タッチアウト”もあるらしいのだが、どうしてもそれだとこっちが隙をつかれそうなので、取り敢えずちゃんと攻撃するようにしている。

「これがけものだまね………じゃあやっぱりあの爪の長い奴も人だったんだよな………?」

そんな事を思いながら先を見る。
もう既に次の水上アスレチックを超えて相手の陣地で戦っている兵士がいる。

「さて、俺もうかうかしてられないな………」

魔力はまだ殆ど使わずに進めている。先にはビスコッティの騎士団が待ち受けているらしい。
できるだけ使わずに進みたいが………






「エリミオ!そっちはどうだ!!」
「大丈夫です、まだ耐えられます!!」
「皆、ここを抜かれれば本陣まで一気に詰められてしまう!!耐えきるぞ!!」

ビスコッティ騎士団、ロランの激が更に味方騎士団達の防御を厚くした。

「くそっ!?固い!!」
「まだ抜かれんよ!!」

自身の槍で敵の攻撃を受け止めたロランは直ぐに反撃して敵を吹っ飛ばした。
そんな光景を遠くから見ていた俺。

「ああ………あの人無茶苦茶強そうだな………」
「レイジ殿!!あれは相手のビスコッティの騎士団長、ロランマルティノッジ殿です!!」
「騎士団長!?通りで強い訳だ………」
「レイジ殿、ですがあそこを通過しないと先には………」
「ですよね………」

と直ぐ近くにいる兵士に苦笑いしながら言った。
レオにデカイ口を吐いた以上、それなりにやらないとマジで追い出されるかもしれないし………

「そう言えばレオは………?さっきまでは本陣にいるって聞いてたけど………」
「閣下なら別ルートで進んでおります。敵最終防衛ラインまで迫ったのですが、親衛隊の隊長といきなり現れた勇者と乱戦状態になっている様です」
「別ルートあるの!?それにいつの間に抜かれた!?それに勇者!?勝てる見込み無さそうじゃん………因みにレオが負けたら戦終わり?」
「それは無いですけど………閣下を失えば私達の士気は落ち、そのまま押されてしまうでしょうな………まあ負ける姿は思い浮かびませんが!!」

と大きな声で言う兵士。
レオを信頼するのはいいが………

「逆に言えばレオ頼りって事だよな………」

そんな事を話している間にも兵士達は騎士団長に討ち取られている。
ゴド
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