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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二次篇最終部 第二部 神を断つ剣
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は何よりだ」
ライがそれを聞いて顔を綻ばせる。
「一件落着だな」
「けれどよ」
レビも安堵の声をあげたところでリュウセイがふと言ってきた。
「隊長は?」
アラドはそれも言ってきた。
「生きてはいるさ。けれど」
「けれどっておい」
「イングラムさんは私達がイルイちゃんを救い出した時にガンエデンの爆発に巻き込まれて」
「っておい」
それを聞いては流石に声をあげるしかなかった。
「それじゃあやっぱりよ」
「けれど違うんだよ」
しかしアラドは言うのだった。
「あの人は生きている。それは間違いないんだ」
「何故それがわかるんだ?」
それまで沈黙していたライが二人に問うてきた。
「何か確証があるようだが」
「ああ」
アラドはそれに応えて頷く。そして述べた。
「アストラナガンが脱出したのを見た。それは間違いないんだ」
「爆発からは確かに逃れたのよ」
ゼオラも述べてきた。
「けれどそれからは」
「わからないのか」
「あの人は確かに生きているでしょう」
シュウがここで言ってきた。
「それは確かです。ですが」
「ですが?」
「貴方達の前に姿を現わすのはまだ先です。少なくとも今ではありません」
「そうなのか」
リュウセイはそれを聞いて顔を曇らせる。そのうえで言った。
「隊長・・・・・・」
「けれど生きているのよね」
アヤはシュウに尋ねた。
「間違いなく」
「はい、それは御安心下さい」
シュウはそれは保障してきた。
「きっと」
「そうか、ならいい」
リュウセイも遂に納得した。
「また会えるんならな」
「はい」
「何はともあれだ」
レビが言ってきた。
「これでイルイも帰って来た。無事な」
「そうだな。これで」
「神との戦いは終わりだ」
最後にタダナオとオザワが言った。彼等は何はともあれガンエデンとの戦いを終わらせたのであった。イルイは解放され今彼等の手に戻ったのであった。

第二次篇最終部第二部完

スーパーロボット大戦第二次篇完

2007・5・13

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