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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二次篇最終部 第一部 孫光龍
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だ。
「それが勇者、いやロンド=ベルだ!」
「そうですか。迷いはないのですね」
「それはもう消え去った」
一矢が答える。
「彼女は俺達の仲間だ」
「仲間を助けるのに理由はいらねえ」
宙も言う。
「そうだろう、リョウ」
「ああ」
竜馬も彼の言葉に頷く。
「後は俺達次第だ、絶対に」
「ふっ、絶対か」
隼人はまずはニヒルな顔を見せてきた。
「容易くはないが。それを絶対のものにするというのは面白いな」
「隼人、御前もそれでいいんだ」
「ふっ、俺も馬鹿になったものだ」
弁慶の言葉に笑う。
「途方もないことを絶対のものにしたくなったんだからな」
「そうだな。じゃあおいらもだ」
「HAHAHA、楽しいファイトのはじまりデーーーーース!グレイト!」
ジャックも当然参戦する。皆同じものを見ていたからだ。
「やろう、皆」
健一が声をかける。
「俺達の想いがイルイに伝われば無意味な戦いをせずにすむかも知れない」
「そうだね」
万丈がそれに応える。
「僕達と一緒にいた頃の記憶が彼女を変えるきっかけになる」
「その通り!全てはイルイの為に!」
「わしも燃えてきたぞ!」
「一人の少女を解放する為に戦士達が全てを賭ける。
カットナル、ケルナグール、ブンドルの三人が言う。
「それこそが」
ワインを掲げ。
「美しい・・・・・・」
「イルイ、必ず」
「未来は自分の手で掴む」
ダバとショウの言葉だ。
「それでこそ俺達は」
「ああ」
甲児がショウの言葉に応える。
「俺達が作り出した平和は俺達の手で守ってみせるぜ」
「アラド、何があっても」
「ああ、必ず助け出す」
ゼオラとアラドは言い合う。
「イルイをな」
「よし、総員直ちに出撃準備」
シナプスが皆に告げる。
「我々はこれからバラルの園へ向かう!!」
「了解!!」
彼等は迷うことなくバラルへ向かった。イルイを助け出す為に、今出撃したのだった。

第二次篇最終部第一部完

2007・5・5

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