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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百五十話 ティターンズ強襲
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のはどうも非道さではユーゼスより上みたいだね」
「ええ、確かに」
エイジはその言葉にも頷く。
「かなりのものです」
「やっぱりね。救いがないね」
それを聞いたうえでまた言った。
「そんなのだと」
「他の星の文化も破壊しますし」
「何だ、そりゃあよ」
忍はそれを聞いてさらに顔を顰めさせた。
「シャピロでもそんなことしねえぞ。最低じゃねえか」
「全くだね」
沙羅もそれに同意する。
「何処の悪党だよ、そりゃ」
「けれどそんな連中が相手だとさ」
「大変なことになるな」
亮は雅人に言う。
「一般市民や施設を守らなくてはならなくなる。そしてそこに兵を割かれ隙を与える」
「だからっつってもな」
忍はまた言った。
「一般市民を守らねえなんてのは論外だからな」
「その通りだ、藤原」
アランはその言葉を聞いて納得したように頷いた。
「一般市民を守ることが我々の使命なのだからな」
「言うまでもねえだろ。わかったぜ」
忍はその言葉を聞いたうえで述べる。
「そのハザルって野郎もグラドスの奴等もぶっ潰すべき悪党だぜ」
「はい」
それに答えるエイジの顔は晴れないものがあった。
「その通りです」
「では各員それぞれ整備や点検に入れ」
シナプスが言う。
「これまで連戦だったからな。それに今度は大掛かりな戦いだ」
「ええ」
「わかってますよ」
彼等はそれに答える。そのうえでそれぞれの愛機に戻るのであった。
整備班も一緒である。アストナージは忙しい状況に追い込まれていっていた。
「全くよお」
彼は右に左を歩き回りながら言う。
「何でこんなに忙しいのかね」
「だからこそですよ」
そんな彼にセランが声をかける。
「楽しいじゃないですか」
「その言葉、後悔することになるぜ」
「それだったらもうとっくにしてますよ」
セランはにこりと笑ってアストナージに返した。
「だってロンド=ベルは色々なマシンがありますから」
「そうだよなあ」
キャオがそれに応える。
「ヘビーメタルだけじゃねえしな」
「他にも一杯ありますから」
「やりがいがあるというものです」
ギャリソンがにこりと笑って述べる。
「おかげでワックスがけが楽しくてなりません」
「ワックスがけねえ」
アストナージはここで目の前のニューガンダムを見た。それは山のように聳え立っていた。
「そういやあまりしてねえな」
「そぷですね」
セランは今度はアストナージに同意してきた。
「どういうわけか」
「そういやよ」
アストナージはふと気付いたようにまた口を開いた。
「あれどうしてあるんだ?」
「あれ?」
「ほら、あれだよ」
指差した方には三つのモビルスーツがあった。
ジオンのザクにガンタンク、ザクタンクであった。彼はそれを指差して言う
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