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俺が魔王の息子ってマジですか!?
6話 黒龍編始まりました。
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かなり探しているのだが見つからない。
あーー!つまらん!何か面白い事は無いか!!
そう思って父上の部屋の前の廊下を歩いていると、兄上と父上の話が
聞こえてくる。


「紅蓮。お前ちょっと、黒龍を封印して来い!封印が解けてたら、ぶっ殺せ!
よろしく!」


「わかりました」


黒龍?封印?どういうことじゃ?
余は、超絶頭がよくてカッコイイのじゃが、それだけでは理解が出来なかった。
だから、余よりも少し頭のいいイザベラに聞く事にする。

「イザベラ、黒龍とは何じゃ?」

「坊ちゃま。おそらく伝説の『紅き瞳の黒龍』の事では?」

「おお!あの伝説の・・・」

余がイザベラに聞くと、なんと内容は伝説の黒龍の事じゃった。
あの伝説は児童書として今でも語り継がれている伝説じゃ。
それにしても父上よ、相変わらず説明が適当でわからんかったぞ。
ッ!?
いつも通り、適当な父上に呆れいていると余はナイスアイディアを思いついた。
もし、兄上の代わりに黒龍を封印もしくはブチ殺せば・・・。

『すごいわ、焔王様!さすがです!!結婚して!!』

『フ、ようやく余の魅力に気がついたか・・・。ラミアよ』


こうなるに違いない!
グフフフフフ。
それに、もし怪鳥アクババのように黒龍を従え、家来にすれば余の株は急上昇!

『あーん!焔王様』

『きゃー!焔王様!彼女にしてー!』

『フ、すまんの。余の嫁はラミア一人と決めておるのじゃ』

『ステキ!私、あなたと結婚するわ!むしろして!!』

こんな感じに、なるに違いない!!
未来を想像するのはやめ、兄上が余に気づかないうちに、イザベラ達と共に余の部屋に戻って宣言する。
余は・・・。


「余がその黒龍を兄上の代わりに倒し、家来にする!
余の無双っぷりをラミアに見せ付けるのじゃ!」



「「「坊ちゃまーーーー!!!?」」」



一方その頃。


ゾワワ!


「ん?どうした、ラミア」

「す、すみません。急に怖気が・・・」


紅蓮の役に立とうと、医者のフォルカス先生に弟子入りしたラミアが
女の勘で身の危険を察知したようだ・・・。


おまけ・・・。


「見た目だけで威力が無い囮魔法の魔剣スパーダ作成(笑)と月牙天衝(笑)以外も逃走魔法を考えておくかな?」

自分の魔法の凄さに気づく事はなく、自分はスライムにすら負けると自負している男と・・・。


「ほほう。あれが紅蓮様の力・・・。いつか手合わせをしたいものだ・・・」

チキンな男に目をつけた、魔界最強の一角である男。














ゾワワ!!


「あれ?なんだ
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