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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十話 宇宙に降る星
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                 第百十話 宇宙に降る星
オービットに戻ったロンド=ベル。次の作戦が早速決定していた。
「アフリカにですか」
「うむ、頼めるか」
モニターにはミスマルがいた。そこからブライト達に話をしていた。
「実は今アフリカは厄介な状況になっているのだ」
「ザフトですか」
「そうだ。バルトフェルド将軍がな。頑張っている」
「そうらしいですね」
ミサトがそれに応えた。
「噂によると名将だとか」
「そうだ。少なくとも安易な相手ではない」
「やはり」
「こちらはニュートロンジャマーのせいで完全な対応が取れていない。見つけ次第除去して対応しているがそれにも兵を取られてしまっていてな」
「それで北アフリカを押さえられたのですか」
「他にはオーストラリアにジブラルタルも押さえられている」
「そこもですか」
「そうだ。ジブラルタルは北アフリカを押さえればどうにかなるが」
「オーストラリアは、ですか」
「カーペンタリアに大規模な基地を建造中らしい」
「三輪長官は何をしておられるのですか?」
大河がそれに問う。
「太平洋には地球の連邦軍の主力がいる筈ですが」
「北極のティターンズと散発的にやって来る火星の後継者達への対応に追われている」
「そうだったのですか」
「そしてミケーネにもな。敵はまだまだいるのだ」
「残念なことです」
「北アフリカは今のところダカールの前にまで迫られている」
「ダカールまで」
「キングビアルも奮戦してくれているし何とか持ち堪えているが状況は決して楽観視出来るものではない」
「それでは」
「うむ、君達にはまた地球に来てもらいたい」
ミスマルは述べた。
「そしてザフトとティターンズ、ミケーネをな」
「わかりました」
ブライトとアムロがそれに応えた。
「それではすぐに」
「宇宙の防衛は今のところハルバートン提督の第八艦隊がやってくれる。彼等に任せてくれ」
「了解です」
「済まないな、君達にばかり厄介事を押し付けて」
「いえ、それは」
ブライトはそれに応えた。
「これが我々の任務ですから」
「御気になさらずに」
「そう言ってもらえると助かる。そうだ」
「何か?」
「プラントの攻撃の件だがな」
「はい」
「あれはどうやらブルーコスモスの中でも急進派が行ったらしい」
「そうだったのですか」
「今ブルーコスモスの状況は知っているか?」
「いえ」
これは彼等も知らなかった。政治のことには疎いせいであった。
「ブルーコスモスの中でも穏健派と強硬派があってな。それで意見対立があるらしい」
「そうなのですか」
「穏健派というか中道派はムルタ=アズラエル理事や軍だとサザーランド大佐だ」
「ああ、太平洋軍の参謀の」
彼のことはブライトも知っていた
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