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ロトの末裔たち〜11人の英雄の物語〜
プロローグ
プロローグ〜DQT〜

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<DQTの世界 竜王の城>
 〜アレフSIDE〜

僕は今、『竜王の間』の前に来ている。此処に来るまでに色々なことがあった。だが、此処で感慨に浸っている場合ではない。僕は先に進まないといけないのだから。僕は、1歩足を踏み入れた。

其処には、魔導師のような姿をした、竜王がいた。さあ、最後の戦いだ。
「よくぞ来た|勇者<<アレフ>>よ!わしは待っておった。そなたのような若者が現れることを。」
「貴方は、自分を退治する者が現れるのを待っていたんですか?それなら、はやくおわらせようよ!死ねっ!!!」
僕は、ロトの剣を振りかざす。そして、1発で斬った。
と思ったら、竜王の姿がしだいに薄れていく。

そして竜王は、巨大な竜の姿になった。
「あっけないと思ったら、こういうことだったのか」
僕は、何度も何度も攻撃を繰り返す。しかし、竜王も負けずと火炎の息を吐く。僕は、攻撃をしながらベホイミを唱える。この繰り返しで、徐々にダメージを与えていき、最後に止めを刺す。

グギャオーーーーーーーーーー!!!!!!!!

竜王が、断末魔の叫びを上げる。僕は、光の玉を取り戻した。
「やっと終わったんだ」
そして僕は、最後の|魔法力<<MP>>を振り絞りリレミトを唱える。風が気持ちよく吹いている。空も快晴の青空だ。僕は、キメラの翼を放り投げた。

そして、目の前には、ラダトーム城があった。

〜アレフSIDE END〜

<ラダトーム城>

「勇者アレフよ、よくぞ竜王を倒し、平和を取り戻してくれたな」
「お褒めのお言葉、ありがとうございます」
「全ては、古い言い伝えのとおりであった。そなたこそ、この世界を治めるに相応しい者。じゃから、この国を治めてくれぬか?」
「私が治める国があるとしたら、其れは、私自身で探しだした国です」
「そういうことならば、もう諦めるしかないな勇者アレフの健闘を祈る」
「はい、王様。では、行って参「待って下さいませ!其の貴方の旅に、ローラもお供しとうございます。私のことを、連れてってくださいますよね」
「ですが姫、私の旅は、危険です。だから、止めておいたほうが、よろしいかと思います」
「そんな、ひどい」
「分かりました。貴女のことは、私がお守りいたしましょう」
「アレフよ、ローラを幸せにしてやってくれ。

〜アレフSIDE〜

こうして、僕とローラは結婚し、西方にある大陸に、ローラの名をとって、ローレシアという国を建国した。子宝にも恵まれ、2人の子供までいる。

そんなある日、僕とローラは、久しぶりに外へ出た。一緒に昼食をとっていると、僕たちの周りに、黒い渦が起きた。そして僕たちは、其の渦に、呑みこまれた。

〜アレフSIDE END〜
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