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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九十九話 非情!ドラグナー対ドラグナー
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まで通りマクロスの中ね!」
「で、ディスクセットしたら突入するのか」
「イエッサーーーーー!」
「妙な感じだな。そういやカトルのも」
「おかしいですか?」
「マグアナック隊急に出るからな。四十機もいっぺんに」
「ラシード達は僕の危機には何時でも駆けつけてくれるんですよ」
「そんな問題かね」
「タップ、野暮なことは言いっこなしだぜ」
「そうだ、人には触れられたくないものがある」
デュオとウーヒェイがそれぞれ言う。
「そういうものかね」
「まっいいんじゃないか?戦力としては有り難いし」
「それもそっか」
元々細かいことは気にしない男である。ライトのその言葉、それで納得することにした。
「それよりも今はケーンだ」
「おっと」
トロワの言葉にハッとなる。
「あいつ、もうあんなところまで」
「追いつくぞ」
「ああ」
「我々も行きましょう」
「わかりました、軍曹」
カトルがベン軍曹の言葉に頷く。そして彼等も向かった。
「ガオガイガーまで来ておるのか!」
「は、はい!」
ドルチェノフの混乱はさらに増していた。
「おのれ、小癪な」
「それだけではありません」
「まだ来ておるのか!?」
「はい、今モニターに」
「ウオッ!?」
ドルチェノフはモニターに映る青いマシンを見て思わず声をあげた。
「マイヨ=プラート・・・・・・」
「要塞周辺の防御は手薄です!このままですと!」
「すぐに兵を戻せ!」
「駄目です、今兵を戻すとロンド=ベルが!」
「要塞にまで迫って来ます!」
「叩き落せ!」
「ですが要塞の出力が」
「実弾兵器はどうした!」
「それだけではとても」
「おのれ、おのれぇっ!」
彼は感情を爆発させた。
「どうにかせよ!」
「は、はあ」
しかしどうこうできるものでもなかった。もうケーン達の突入は止められなかった。
「ドルチェノフ!」
ケーンとマイヨは同時に心の中で叫んでいた。
「一発殴ってやらあ!」
「ギルトール閣下の仇、ここで!」
その後ろには仲間達、そして同志達がいた。
二人はそのまま突き進む。そして遂に要塞の中に突入したのであった。ギガノスの最後の時が来ようとしていた。

第九十九話完

2006・6・12
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