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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九十三話 人間爆弾の恐怖
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               第九十三話 人間爆弾の恐怖
ロンド=ベルはまずは静岡に入った。そこではキング=ビアルが待っていた。
「あれ、爺ちゃんどうしてここに」
「実はな」
兵左衛門は孫達に対してモニターから声をかけていた。
「最近日本におけるガイゾックの活動が激しくなっていてね」
「わかってるぜ、そんなことは。だから日本に戻って来たんだからよ」
「勝平」
「一にいちゃん」
一太郎もそこにいた。
「話は簡単じゃない。今大変なことが起こってるんだ」
「大変なこと!?」
「そうだ、最近日本中で爆発事故が起こってるのは知ってるな」
「ああ、急に街中で爆発するんだってな。それでかなりの人が死んでるって」
「それだ。それはどうやらガイゾックの仕業らしい」
「今度は無差別テロか」
「相変わらずヘドが出る連中だぜ」
竜馬と忍がそれを聞いて言う。
「我々はそれを調べる為にも日本に来たのだ」
「そうだったのかよ」
「今ガイゾックの母艦バンドックは姿を消している。だが何処にいるかはわかっていない」
「チッ」
「しかしこの日本の近くにいる。それは間違いない」
「じゃあ敵が出て来るのを待つだけかよ」
「今はな」
兵左衛門は孫にそう語った。
「まどろっこしいなあ。そんな悠長なことやってる場合じゃないってのに」
「しかし今はそれしかないな」142
宇宙太が言った。
「何もして来ないんだったらな。こっちは待つしかない」
「ちぇっ」
だが結局は何もできなかった。ロンド=ベルはとりあえずはキングビアルや連邦軍の協力を得て情報収集に努めるだけであった。他には何もできはしなかった。
だが数日後ロンド=ベルに一人の少女が姿を現わした。
「あの」
「何だい、君は」
コウがその少女に応対した。
「勝平、いますか?」
「勝平!?君は彼の知り合いなのかい?」
「はい。アキが来たって言えばわかると思います」
「わかった。じゃあ伝えておくよ」
こうしてアキは勝平に会うことになった。二人は大空魔竜の客室で会うことになった。
「かっぺーっ!!」
アキは勝平の顔を見てすぐに立ち上がった。
勝平「アキ!?無事だったのか!」
「うん、何とか」
「そうか。今までどうしてたんだよ!?香月とミチは?」
「それがよく覚えてないの」
だがアキの言葉は今一つ歯切れが悪かった。
「気が着いたら静岡にいて・・・・・・。香月さんやミチとも離れ離れになって」
「そうなのか・・・・・・」
「ともかくアキさんが無事だった事がわかっただけでもよかったわ」
だがここで勝平と一緒にいた恵子が言った。
「大変だったでしょう。こちらでゆっくり休んでちょうだい」
「はい。ところで」
「何かしら」
「途中でドロ道で転んじゃって。着替え、ありません
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