暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九十三話 人間爆弾の恐怖
[3/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
最近」
「そうかも知れないですね」
宇宙太がそれに頷く。
「ガイゾックの奴等は。破壊そのものを楽しんでますから」
「クッ」
「それでな」
「あら、香月君じゃない」
そこへ恵子もやって来た。
「無事だったみたいね、よかった」
「それでな」
「ああ」
だが香月はそれに気付かない。話を続けていた。
「人間爆弾にされた奴は背中に星型の痣があるんだよ!」
「星型の痣!?」
それを聞いた恵子の顔が真っ青になる。
「香月君、それ本当!?」
「だから俺はそれを見たんだよ・・・・・・って恵子さんじゃないか」
ここで恵子にようやく気付いた。
「どうしたんだよ、一体」
「アキちゃんの背中に・・・・・・星型の痣が」
「何だって!?」
「恵子、それは本当か!」
「ええ、それで」
「いけない!すぐにアキちゃんのところへ行くぞ!」
コウが叫んだ。
「他にも来てくれ!ここは」
「超能力のある奴だ!」
勝平は勘でこう言った。
「サンシローさん達とタケルさんだ!すぐに呼んでくれ!」
「わかった!」
「香月、御前は俺と一緒に来てくれ!」
「ああ!」
「宇宙太と恵子はコウさん達と一緒にタケルさん達を呼んでくれ!すぐにだ!」
「ああ!」
「わかったわ、勝平!」
二人もそれに頷く。そしてすぐに動いた。
アキはこの時何も知らなかった。心地よい気持ちでシャワーを浴びていた。
だがそこにタケルやサンシロー達が部屋に飛び込んで来た。部屋の中で大きな音がする。
「!?何だろ」
「アキ、いるか!」
「勝平、女の子がシャワーを浴びてるのよ。それなのにいきなり」
「そんなこと言ってる場合じゃねえ!早く出ろ!」
「香月君!?」
声でそれがわかった。
「貴方も無事だったのね、よかった」
「だからいいってつってんだろ!タケルさん、サンシローさん!」
「ああ、わかった!」
「アキちゃんっていったな。済まない!」
「きゃっ!」
シャワールームに飛び込む。そして泡を落としたばかりで全裸のアキの前に現われた。
「もう、一体何よ!」
だがそれに構わずすぐに背中を見る。そこには確かに星型の痣があった。
「間違いない」
タケルはそれを見て頷いた。
「サンシローさん、俺が爆弾を身体の外へ転移させます」
「場所はわかってるんだな」
「はい。しかももうすぐ爆発します」
「爆弾って・・・・・・何なの!?」
「話は後でする!よし!」
そのままアキの背中にタケルの手が当てられる。
「これで!」
爆弾が外に出た。部屋の中空にそれが浮かんでいる。
「今だ!」
サンシロはそれを掴む。そして超能力で大空魔竜の外に転移させた。
その瞬間だった。爆弾は爆発した。光と炎、そして黒い煙がその場を覆った。
「間一髪ってやつかよ」
勝平は
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ