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万華鏡
プレリュードその十二
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「個性ですか」
「それが第一ですか」
「そう。それぞれの個性を出す」
 先輩はこれを三人に話す。
「それが大事なんだよ」
「ううん、そうなんですか」
「それが大事になるんですか」
「僕はそう思うよ。じゃあこれから宜しくね」
 先輩は最後に微笑んで三人に話した。それが終わってからだ。
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