第三十四話 人心
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イクリット・ギアを発動させマントを身に纏い、デスサイズ・ヘルを手に取っていた闇慈だった。
「油断したらやられるぞ?ゼノヴィア」
「す、すまない。助かった」
「何でぇぇぇ!?何でそんな鎌ちゃんが俺っちのエクスカリバーを叩ききれんの!?」
「今になってもまだ気付かないのか?これはただの鎌じゃない。ロンギヌス……『デスサイズ・ヘル』だ。そんな偽りの聖剣に『死』を導く鎌が遅れる訳がないだろう」
「マジかよマジかよマジですかよ!伝説のエクスカリバーちゃんが木っ端微塵の四散霧散ッ!?これは酷い!かぁーっ!折れた物を再利用しようなんて思うのがいけなかったのでしょうか!?」
フリードの疑問に闇慈が答えた。恐らく輪廻落ちる土産として教えているのだろう。
「貴様の敗北は自分自身の未熟さと・・・」
殺気の弱まったフリードに祐斗が一気に詰め寄る。祐斗の聖魔剣はエクスカリバーを砕き・・・
「見ていてくれたかい?僕らの力は、エクスカリバーを超えたよ」
「人の『心』を理解できないその傲慢さだ!!」
砕いた勢いでフリードを斬り払った。
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